
痩せるためには運動しなければと思っても、なかなか運動って始められませんよね。いや、始めることはできても、続けることの方が難しいですよね。
だって、ジョギングすれば、息が苦しくなるし、足も痛くなるし、疲れるし、腹筋は1,2回やっただけでも苦しいし、ヨガは体が硬くてうまくポーズができないし・・・しかも、苦労した割にはたいして痩せないので嫌になってきますよね。
この記事は痩せたいけれども、運動するのはめんどくさいと思っている人がダイエットする方法をご紹介します。
子供のころから運動嫌いだった私がダイエットのためにいやいやながら運動を始めて、今や運動しないと気持ち悪くなるほどになった体験も交えて書いております。
この記事の目次
めんどくさいなら運動しないでもいい
”めんどくさい”という気持ちの根本には”嫌い”という感情があるようです。私の場合は、子供のころから体育の時間でも遊ぶ時にも運動をうまくできなかったから運動することが嫌いになっしまったからだと思います。同じように勉強も良くできないから”嫌い”になる、そして宿題するがめんどうになります。
でも、大人になってからは”嫌いなことはやらない”という選択肢があります。だから、嫌いなら、めんどくさいと思うなら、”運動しないで痩せる方法”をとればいいのです。
すぐに痩せたいなら、1日1食がおすすめ
数週間後に同窓会や結婚式があるなど、短期間に劇的に痩せたい方には、南雲吉則先生の著書、「空腹が人を健康にする」(サンマーク出版、2015年7月14日)の「一日一食健康法」をおススメします。
やり方はとてもシンプルで、1日の食事は1食だけにする、その代わり何でも好きなだけ食べるという方法です。
私も実践してみましたが、1日目から体重が100g~200gづつ減っていき、2週間で3キロも痩せました。でも、最初の1週間は空腹がとてもツラかったです。
朝食に好きなものをたっぷりと食べたので、ランチの時間はお腹がすきませんでしたが、午後3時くらいから空腹感が高まって来て、夜はお腹のグルグル鳴る音が周りに響くほどになりました。
でも、体の脂肪が燃えている感はありました。また、南雲先生がおっしゃるには、この空腹状態が人を若返らせるということなので、ひたすら我慢しました。
私は事務職で座る時間が多かったのに、立ち上がったときにお腹がすいてふらふらしてしまいましたから、営業や販売、援助職など日常で体力を使う方にはもっと大変かもしれません。
夜の食事会があるときは、朝と昼を抜いて調整して頑張っていたものの、空腹をがまんするのがツラくなって3週間目からは間食をしてしまい、1か月後にはもとの食生活に戻ってしまいました。
南雲先生は1日1食でも活発に動いてらっしゃるので、空腹に慣れて継続することが出来れば、南雲先生のように細身を保って、若々しく活躍できることと思います。
”超めんどくさがり”ならダイエットサプリとグッズを利用
運動だけではなく、いろんなことがめんどくさいと思ってしまう、”めんどくさがり屋”さんなら、ダイエット効果のあるサプリと、グッズを利用してはいかがでしょうか。
ダイエットサプリは飲むだけでいいからめんどくさくありません。脂肪を燃焼させる効果のあるサプリを選びましょう。
慢性便秘の方は便秘解消で体重を減らすことが出来ます。冷え性の方は体がむくみやすいので、冷え性を改善するサプリをおススメします。
ダイエット・グッズとしてめんどくさがり屋さんにおススメするのは、”着るだけで骨盤矯正して痩せる下着”、”履くだけでむくみを解消する靴下、ストッキング”、”座るだけで体幹トレーニングになるバランスボール”、”骨盤矯正するクッション”などです。
とにかくめんどくさがり屋さんに合うのは、”何かをするだけ”または、”何かをしながらできる”ダイエット方法です。
めんどくさい気持ちを利用する

”食べ過ぎているので太る”という絶対的な原則がありますので、運動を頑張るよりは、食べる量を減らすことです。
それに、運動をしたくないのであれば食べる量を減らさないことには、痩せることはできません。
そこでご提案するのは、めんどくさがり屋さんの特性を使って食事の量を減らす方法です。
まず、食べる量を腹八分目にしましょう。毎食の食事を20%ほど減らして食べるのです。
この方法では、食べるものの内容は変えないでも結構です。もちろん、痩せやすいものに変えれば効果は上がりますが、腹八分目に減らすことを第一にしたいからです。
同時に食べるペースをゆっくりにしてください。ゆっくりとよく噛んで食べれば少ない量でも満腹感を得ることができますから。
それでも、腹八分目では食べ足りないので、もっと食べたくなるでしょうね。
そこで食べてしまわないようにするために、すぐに洗面所に行って歯を磨きましょう。歯を隅から隅まで丁寧に磨いてください。糸ようじやデンタルフロスなどを使って徹底的に汚れを取り去ってください。
丁寧で正しく歯を磨くために、以下のサイトをご参照ください。この機会に正しい歯磨きのやり方をマスターしてくださいね。出典:前岡歯科
どうでしょうか? ここまで丁寧に歯を磨いたら、お腹がすいたとしても食べるのはやめておこうと思えますよね。再び歯を磨くのがめんどうですからね。
そうなんです。このめんどくささを利用して食欲を抑制するのです。虫歯の予防もできるし、歯が奇麗になるので一石二鳥ですよ。
めんどくささにチャレンジする

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痩せるためには、食事の改善が運動よりも効果があります。けれども、今後二度とダイエットをしなくてもいいように、二度と太らない体になりたいなら、やはり運動が必要です。
しかも運動は、痩せた体を維持するために、健康寿命を伸ばして年齢を重ねても元気でいるためにも必要なのです。
まったく運動せずに痩せようとしていくことは、サプリを飲み続けたり、ダイエット・ツールをずっと使い続けたりしないと元にもどるので、ダイエットを永遠にやめられないことになってしまいます。
ダイエットをやめたいなら、痩せるための運動を始めて、痩せた後は体型維持と健康維持のために運動を習慣にして続けていくことが必要です。
そこでここでは、めんどくささを克服して運動をする方法をご紹介します。
めんどくさいなら日常生活で運動する
ジョギングをしたり、ジムに通うだけが運動ではありません。要するに体を動かせばいいのです。ですから、日常生活でやらなければならないことを利用して運動してしまいましょう。
- 自転車・自動車通勤を徒歩に切り替える
- ひと駅手前で降りて歩く
- エレベーターやエスカレーターは使わないで階段を利用する
- 電車の中では座らない
- できればデスクワークを立って行う
- 家電を極力使わない家事をする:ぞうきんがけ、ほうきで掃除、手洗いで洗濯など
- 通販でなく買い物に徒歩で出かける
- 座っている時間を減らす
- こまめに片付ける
- 休日はアウトドア系のレジャーを楽しむ
他にもまだ考えるといろいろとあると思います。でも、どれもあまり負荷のかからない、つらくない”動き”です。このように日常で”動く”ことを少しづつやっていくことによって、体を動かすことがめんどうだという気持ちを薄めていきましょう。
そして徐々に”動き”を運動にかえていくのです。たとえば、徒歩を早歩きにしていけば、ジョギングできるようになり、ランニングまで高めていけるかもしれません。
また、こたつやソファーなど、だらっとしてしまうものがあるのなら、思い切って捨ててしまうこともいいかもしれません。
運動を始めてみる
私はコレステロール値が高いという健康診断の結果を見てダイエットしなければと思いましたが、運動不足の方が深刻だと感じました。
でも、ジョギングやマラソン、エアロビクスのように激しい運動では必ず嫌になることが分かっていましたし、ジムに入会してもマシントレーニングがめんどくさくなって行かなくなってしまった前科がありましたので、運動不足をどのように解消するのか分からないまま時が過ぎていきました。その時に出会ったのがホットヨガでした。
ヨガならゆったりとした動きなので運動が苦手な私でもできそうだし、ホットヨガなら汗もたくさん出るだろうからダイエットにもいいのではと思ったからです。そして何よりもヨガに興味がありました。
めんどくさがりの私でも継続できるように、職場の近くのヨガスタジオにしかも、朝、出勤前に行くことにしました。仕事の後では疲れて運動するのがめんどくさくなるというのが分かっていたからです。
ヨガをやってみたらつらくないし、体が硬くてもできる範囲でやればいいし、癒されるのでとても好きになりました。好きな運動でつらくない、通いやすさや続けやすさがあること、汗を大量にかくことで”やっている実感”をもつことができること、という私にとって運動することのめんどくささのハードルを低くしたこの作戦は大当たりでした。
最初のうちは、めんどくさいという気持ちとの戦いでした。毎回、いやいやながらも運動する気持ちにチャレンジし、自分を打ちたたいて続けてきました。
でもヨガを続けていきたことで、体幹が鍛えられ、代謝が上がったのです。これによりダイエットが効果的になりました。
ダイエットにおいて運動をする利点は、痩せることよりも、痩せた体を維持する方が大きいと思います。私はかれこれ10年以上もヨガを続けているから、痩せた体を維持することができていると実感しています。
まとめ
ダイエットをしたいけれども、運動がめんどくさいからダイエットを始めていない方は、まず運動しなくてもいいダイエット方法でいいのでやってください。サプリや痩せるグッズを使うやり方や、めんどくさい歯磨きを避けるために食事制限する方法でも結構です。とにかく痩せてください。そして痩せたら、今度は日常生活のなかから運動する機会を作ってください。次にめんどくささを乗り越えるて運動を始めてください。そうすれば痩せた体を維持することができ、健康寿命を延ばすことができます。