下半身痩せには股関節ストレッチが効果的!体が硬くてもできる方法

ダイエットを頑張ってもなかなか細くならないのは、太もも、お尻、ふくらはぎなど下半身の部分ですよね。

実は下半身が痩せにくいのは、股関節(こかんせつ)が大いに関係しているのです。ですからダイエットにいい運動を頑張っていても股関節まわりが硬いと運動の効果がなかなかあらわれません。

しかも股関節を硬いままにしておくと年齢を重ねたときに股関節痛や腰痛になる恐れがありますから、痩せるためだけではなく股関節を柔軟にすることには意味があります。

そこで今回は、下半身痩せに効果を発揮する股関節ストレッチについてご説明いたします。

特にここでは、体が硬すぎて、”前屈さえ無理”とか、”ダイエット運動がきつくて続かない”などの悩みにフォーカスして、体が硬くてもできる股関節ストレッチのやり方をご紹介します。

なぜ股関節ストレッチが下半身痩せに効果的なのか?

股関節とは両足の付け根にある関節のことで、股関節まわりの筋肉や腱などがわたしたちの体を支え、立つ、座る、歩くなどの動作を可能にしてくれています。

では、股関節まわりの柔軟性が下半身痩せに効果的だというのは何故なのでしょうか?

股関節が硬いことのデメリット

わたしたちが普通に歩くだけでも股関節に体重の3~4倍の力がかかると言われており、それゆえ股関節には疲労がたまりやすく、硬くなりやすく、ゆがみも生じやすくなります。

”股関節が硬い”というのは、股関節まわりの筋肉や腱に柔軟性がないということと、両足の動作がスムーズではないことを指します。

”股関節がゆがんでいる”のは、靴の底の減り方に左右差がある、床に寝た状態で足を普通に伸ばすと左右のつま先が違う方向を指す、左右の肩の位置が違うということから分かります。

では、股関節が硬いとか、ゆがんでいることで、どんな悪いことが起こるのでしょうか?

一言で言えば、血液とリンパの流れの悪さによる不調です。

血液とリンパは私たちの体内をめぐって栄養を届け、不要になった老廃物を体外に排出する組織へと運んでいきます。

この血液とリンパ液が体内を元気よく流れるのを助けているのが筋肉です。特に下半身の筋肉は血液とリンパ液が心臓の方へ上がっていくためのポンプの役割をしてくれています。

ところが、股関節周りが硬くなると筋肉の動きが弱まるため、血液とリンパ液が上に上がりにくくなり、下半身で滞ってしまいます。

そうすると老廃物が下半身にため込まれて、足をむくませ、細胞の中に脂肪を溜め込み、セルライトを作り、下半身太りになります。

要するに血行が悪くなりますので、足腰が冷えたり、便秘になったり、新陳代謝が悪くなって、体の疲れを回復させることを妨げます。

もう一つ、股関節が硬いことの大きなデメリットは、年齢を重ねたときに腰が曲がる、ひざが曲がるなど、体のちぢみによる体型の崩れです。筋肉が硬いことは筋肉がちぢんでいるということですので、上半身を支えられなくなり、腰やひざが曲がってしまうのです。

股関節を柔らかくするメリット

では逆に股関節が柔らかくなるとどのような良いことが起こるのでしょうか?

血液とリンパ液が滞りなくスムーズに体内をめぐるようになりますから、必要な栄養が各組織に届けられ、不要になった老廃物や細胞は排出するための組織へと送り込まれていきます。

要するに血行が良くなりますから、冷え性やむくみが改善されます。

新陳代謝が活発になり、脂肪の燃焼が促進されます。

下半身の老廃物の滞りがなくなり、便秘も解消されます。

年配になっても股関節でしっかりと上半身を支えられるので、腰やひざが曲がらず、体型を維持できます。

股関節ストレッチの効果

硬くなった股関節を柔らかくするには、股関節周辺の筋肉を伸ばす(ストレッチ)することです。

そうすれば筋肉が活発に動くようになり血行を促進してくれます。血行が良くなればリンパの流れもよくなりますから、下半身にとどまっていた老廃物が外に出されるため、むくみがすっきりとし、便秘が解消されるので痩せます

股関節ストレッチで筋肉が強まりますから、基礎代謝が上がるので、余分な脂肪が燃焼するので、痩せます

股関節が柔らかくなると、足腰ばかりではなく上半身の動きも大きく広がっていきますので、運動量が増えて、消費カロリーが増え、痩せます。

また、下半身の筋肉が強められることは、足腰を強くするので、股関節ストレッチを続けていけば、腰痛や股関節痛など加齢による痛みを防ぐことができます。

痩せる効果はゆっくりでも確実

お断りしておきますが、股関節ストレッチの効果はすぐにあらわれませんので、短期間に下半身痩せしたいと思う人の期待にはそえません。

でも、下半身痩せを目指して股関節ストレッチを行っていくことで、痩せやすく太りにくい体を作り、足腰を鍛えて健康を維持するためには確実に効果的です。

どうぞ長期的な展望をもって股関節ストレッチにのぞんでください。

股関節ストレッチのやり方

股関節ストレッチの最終ゴールは”180度開脚”です。両足を開いたまま上半身が床にベターっとくっつくポーズです。

もしあなたが”180度開脚”できるのであれば、この記事を読む必要はありません。ここでは、”前屈で手が床につかない”、”あぐらをかけない”、”足腰がギシギシいってストレッチできない”などという、体がホントに硬い人が下半身痩せするために行う股関節ストレッチのやり方をご紹介します。

また、ダイエットに挫折する原因の一つに、痩せるための運動がきつくて、痛くて、ツラくて続けられないというものがあります。特に体が硬い人がいきなり難易度の高いストレッチをしてもできないので、嫌になってやめてしまいます。

その意味でも難易度の低いストレッチを選んでいますので、毎日コツコツと地道に続けていってください。

くれぐれも結果を急いで無理に伸ばそうとしないでください、体を痛めてしまいますから。でも根気よく続ければ、いつか”180度開脚”が実現しますのであきらめず頑張りましょう。

これからご紹介する動画は、整体師の堀口さんによる「かんたん!自動整体! 本当に硬い股関節をやわらかくする方法」シリーズです。

このシリーズは、体がすごく硬い人ができる範囲で少しずつ、しかも確実に柔らかくなるためのストレッチの方法を紹介しています。10個あるシリーズのうち、いくつかの動画をシェアーいたします。一つ一つやってみてください。

骨盤が上手に立たない人におススメの股関節ストレッチ

両足を開いて床に座ったときに、腰をまっすぐにして骨盤を立たせることができない、両手で上半身を支えないと居られないという状態になるほど体が硬い人におススメの股関節ストレッチです。腰の仙骨を床につけたまま、壁に足をつけて行ってください。呼吸は大きく深呼吸しましょう。

骨盤が倒れやすい人のストレッチ

開脚はいくらかできるようになったけれど、股関節が固まってしまって動かない、骨盤が後ろに倒れてしまうという人におススメの股関節ストレッチです。

足首と太ももの筋肉が硬い人におススメの「和式トイレすわり」ストレッチ

股関節が硬い人は全身が硬いことが多いです。体全体が硬い人向けの「和式トイレ座り」のストレッチです。足首の関節やその周りの筋肉、太ももの前と後ろの筋肉が硬くなっている人にやってもらいたいストレッチです。バランスをとる運動でもあります。かかとが床につくことを目標にやっていきましょう。綜合的にひざ、足首、股関節とその周りの筋肉の柔軟性を目指します。

目標は180度開脚ベターッ

地道な股関節ストレッチを続けてきて、自信がついてきたら、ぜひ”180度開脚”に挑戦してみてください。

出典:体が硬い人でも必ず開脚が出来るようになるストレッチ方法(泉栄子先生)

まとめ

いかがでしょうか。股関節を柔らかくすることは下半身痩せするだけではなく、下半身の筋肉が鍛えられることによって、歳をとっても丈夫な足腰をつくることができ、基礎代謝を上げて痩せやすく太りにくい体役立ちます。いつまでもスリムで若々しくいるために毎日の地道な股関節ストレッチを続けていきましょう。

トップ画像出典:Designed by Freepik
http://www.freepik.com/free-vector/vector-illustration-of-yoga-girl-doing-the-splits_1215560.htm

コメントを残す