マイナス11キロ激やせで全米騒然?!あの人のダイエット法

ダイエット法にはいろいろありますが、どうせやるなら、周りをびっくりさせるほど痩せてみたいと思いませんか?

私が驚いたのは、昨年の大統領選挙戦で奥様のヒラリーさんの応援に登場したビル・クリントン元大統領の激やせぶりです。

実は彼はすでに2012年にマイナス11キロのダイエットに大成功していたのでした!

その後4年間もリバウンドしてないクリントン元大統領がどんなダイエット法で激やせしたのかを調べてみました。

劇的な食事改善

大統領現役時代(1993年1月-2001年1月)のビル・クリントン元大統領は、ステーキやハンバーガーやドーナツが大好きで、高カロリー、高脂肪、高コレステロールという典型的アメリカ人の食生活だったそうです。しかも周りが心配するほど食べすぎてしまう傾向があったということです。

このような食事では不健康だとホワイトハウスでは大統領に食事療法を行っていたそうですが、ビル・クリントン元大統領の体重は増え続けてしまいました。

しかし退任12年後の2012年、オバマ元大統領が選挙戦を戦っていたころ、激やせしたビル・クリントン元大統領が応援演説に現れたのです! 

場内は騒然! 人々は大変驚き、その激やせぶりには重病説も飛び出すほどだったということです。

実は、クリントン元大統領はその2年前からあるダイエット法に取り組んでいて、そのダイエット法が大成功したのでした。

そのダイエット法とは、食事を野菜と果物を中心にして、肉類、乳製品、油をとらないというもので、このダイエット法により11キロも激やせすることができたのです。

クリントン元大統領のダイエット法

クリントン元大統領がダイエットに取り組んだのには、切実な理由がありました。

アメリカのテレビ番組CNNのインタビューで、クリントン元大統領みずからが自分の病気について、激やせのダイエット法について語っています。

(以下、2010年10月にYouTubeでアップロードされたCNNインタビューの内容をまとめました。)

ビル・クリントン元大統領は心臓病を患っていて、退任4年後の2004年(当時58歳)に心臓バイパス手術を受けて4か所の冠動脈閉鎖を除去しました。

しかし6年後の2010年、手術を受けた冠動脈の一つが完全に閉塞していることが分かり、今度は2か所の冠動脈ステント移植手術を受けたのです。

クリントン元大統領は、心臓外科手術を2回も受けたにもかかわらず、相変わらずコレステロール値の上昇が止まらなかったことに不安を感じ、もう二度と手術を受けるようなことになりたくないと思ったそうです。

そして、クリントン元大統領はいろいろと調べたところ、1986年に提唱されたある「食事法」を取り入れている人たちのうち82%の人が体内がキレイにされ(自己洗浄メカニズム)て元気を取り戻し、特に心臓病の人が改善されているということを知ったのです。

この「食事法」は、野菜と果物を食事の中心にして、油類、肉類、乳製品を一切排除するという食べ方で、クリントン元大統領はこの食事法を取り入れたダイエットを始めることにしたのでした。

ビル・クリントン元大統領は、毎朝プロテインのサプリをとり、アーモンドミルクを飲み、野菜と果物を中心にした食事をとりました。

一方これまで大好きだった、牛肉、鶏肉、ターキーや乳製品を食卓から排除したのです。

そしてこのダイエット法で、24ポンド(約11キロ)も痩せたとのです。

その当時64歳の彼の体型は高校卒業当時と同じになるほど激やせしましたが、以前よりも活力があると語っています。

クリントン元大統領は今でもこの肉類、乳製品、油をとらない野菜と果物が中心のダイエット法を続けていて、70歳になった2016年に奥様のヒラリーさんが大統領選で戦っていたときにも、スリムで元気な体で現れ、ヒラリーさんを応援していました。

ダイエット法のルーツ

ビル・クリントン元大統領が取り入れたダイエット法のもとになる「食事法」とはどういうものでしょうか?

典型的なアメリカ人の食事を排除した食事法でダイエットに成功!

2010年のCNNインタビューでは、コードウェル・B・エセルスティン・ジュニア博士とディーン・オーニッシュ博士が登場してクリントン元大統領の取り入れたダイエット法の説明をしています。

コードウェル・B・エセルスティン・ジュニア博士は、”Prevent and Reverse Heart Disease”の著者です。(日本語の翻訳版はありません)

ディーン・オーニッシュ博士は、”The Spectrum”の著者です。(日本語の翻訳版はありません)

実際、ディーン・オーニッシュ博士は直接クリントン元大統領に食事法のアドバイスを与えていたということです。

この2人の提唱による「食事法」は、基本的に、野菜と果物という植物性食品をベースとした食事法で、乳製品を含む、動物性食品を排除する食生活を推奨しています。

この食べ方を実行した人たちのうち、82パーセントの人たちの健康が改善されたということなのです。

アメリカではクリントン元大統領のように心臓病疾患を患う人が非常に多く、心臓麻痺で突然命を奪われる人が後を絶ちません。

この二人の博士は、アメリカ人の典型的な食習慣である高カロリー、高脂肪、高コレステロールの食事と食べすぎによる食生活と病気とは関係があるとしています。

高カロリー、高脂肪、高コレステロールの食事と食べすぎの食生活を続けると、体を傷つける毒が生成されてしまい、体内に溜め込まれてしまうということです。

その毒が体内に留まっていると細胞を傷つけて病気を引き起こしてしまうのですが、野菜と果物中心の食事法にすれば体内の毒を外にはき出すことができるとエセルスティン博士とオーニッシュ博士は主張しています。

元大統領の食生活をガラリと変えた本「チャイナスタディー」

クリントン元大統領は、T・コリン・キャンベル博士とトーマス・M・キャンベルMD共著によるThe China Study”(チャイナスタディー)という本からも大きな影響を受け、食生活をガラリと変えることで、ダイエットに成功しました。

「チャイナスタディー」は、ニューヨーク・タイムズが「疫学研究のグランプリ」と絶賛した史上最大規模の「チャイナ・プロジェクト」という中国農村部の食習慣・栄養調査研究について解説したものです。

「チャイナ・プロジェクト」は、アメリカのコーネル大学、イギリスのオックスフォード大学、中国予防医学研究所の合同で行われたかつてない規模の生物医学研究の調査で、T・コリン・キャンベル博士(現コーネル大学栄養生化学部名誉教授)は、「チャイナ・プロジェクト」を指揮しました。

「チャイナ・プロジェクト」の研究結果では、食習慣と病気、食習慣と老化現象の関係を明らかにしていますが、特に注目されたのは、動物性食品を多く食べていた人たちが、慢性の病気を発症していたということでした。

「チャイナスタディー」では「チャイナ・プロジェクト」の調査研究結果により減量と健康改善に効果がある「プラントベースでホールフードの食事」を提唱しています。

この「プラントベースでホールフードの食事」とは、植物性食品を食事の中心にして、野菜や果物をそのまま丸ごと食べる食事の仕方です。

この食事法は同時に、動物性食品を排除することでもあります。

クリントン元大統領は、「チャイナスタディー」を読んだことからも、自分の食生活を改善する必要があるという確信をもったのでしょう。

クリントン元大統領のダイエット法まとめ

肥満や生活習慣病が社会問題となっているアメリカ人の典型的な食生活を劇的に変えて激やせダイエットに成功したのは、ビル・クリントン元大統領でした。

彼が11キロも痩せることができたダイエット法は、野菜と果物を中心にした食事をとり、動物性食品である肉類、乳製品と油を排除するというアメリカ人の典型的な食事とは真逆なものです。

そしてこのダイエット法が実際、クリントン元大統領の健康状態も劇的に改善しています。

昨今、日本人の食生活も欧米化されてガンを始め様々な生活習慣病に悩まされる人が増えていますが、スリムで健康にもなれる野菜と果物中心の食生活に注目する必要が大いにありそうです。

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