
40代以上の女性でダイエットをしたことのある方、こんなお悩みがありませんか?
”せっかく頑張ってダイエットに成功したのに、いつの間にか元に戻ってしまった。”
そうなのです。苦労して手に入れたスリムな体をキープすることは意外に難しいのです。
だから、一度痩せたらもう二度とダイエットをしなくてもいい”痩せやすい体”になりたくありませんか?
そこで今回は、”痩せやすい体”になるために続けていくべき12のヤセ習慣についてご説明いたします。
この記事の目次
目指すべき痩せやすい体とは何か?
代謝がいい、血行がいい、毎日排便がある、睡眠の質がいい、肌の調子がいい、風邪をひきにくい、肩こり、頭痛、生理痛などがほとんどない、疲れても回復が早いからだになれば、痩せやすい体になれます。
ただし、痩せやすい体になるには、これまでの食事や生活習慣をガラリと変えようという覚悟が必要です。
要するに二度と元の食事と生活に戻ってはいけないのです。しかも習慣になるには時間がかかります。
ですから、自分をまったくの別人にするつもりでダイエットに取り組んでください。
痩せやすい体になる12の良い習慣
まったく新しい習慣を身に着ければ、ダイエットが終ったあとにリバウンドすることはありません。何故なら、元の食習慣と食生活に戻らないからです。
でも新しい習慣を身に着けることは簡単ではありません。ですから、痩せやすい体になった自分を目指してコミットすることから始めてください。
植物性の食品を中心に食べる習慣
これは基本中の基本。大前提です。痩せやすい体になるためには、代謝を良くする必要がありますが、代謝を良くする食べ物は、野菜や果物など植物性の食品です。
ご飯やパンが主食で、動物性の食品がおかずという食事を、これからは野菜や果物などの植物性の食品を主食にして、動物性の食品と炭水化物を副食とする食事に変えてください。
それだけでも、劇的に体型が変わります。
具体的には、生野菜のサラダを食事の中心にしてたくさん食べ、肉・魚・卵などは少しだけ食べ、ご飯やパンなどの炭水化物は極力食べないことです。
なお、生野菜がなかなか食べられないとか、体が冷えてしまうという方は、温野菜や、野菜スープにして食べてください。そうすれば、体が温められて、しかも食物繊維やビタミン、ミネラルが摂れます。
痩せやすい食べ順で食べる習慣
太りやすい食べ物を先に食べてしまうと胃の中の消化酵素が足りなくなってしまうので、体に脂肪をためこみやすくなります。
高カロリー、高脂肪、高コレステロール、高糖質の動物性食品は、必ずたっぷりと野菜を食べた後で摂ってください。
最初に生の野菜を食べることによって、胃の消化酵素が節約されますから、後から食べる肉・魚・卵などの動物性食品や炭水化物の消化を促進してくれて、食べたものが脂肪にならないようにできます。
また、野菜をたっぷりと食べて、それでほぼお腹がいっぱいになってしまうほど食べれば、太りやすい食べ物を食べる量が減ります。
なお、果物を食べる場合は、果物だけを単独で食べ他の食べ物は食べないようにしましょう。どうしても他の食べ物を食べたい場合は、少なくとも20分以上たってから食べてください。
絶対にダメなのは果物を食事の一番最後に食べることです。
正午から午後8時までの時間帯に食べる習慣
食べても太りにくい時間帯があります。それは人間の消化作業がもっとも効果的になされる時間帯で、正午から午後8時までです。
食べるという行為のあとの消化作業の時間もみているのでできれば、午後6時までに食事を終えるのが理想的です。
一方、午前中は排泄するのに最も良い時間帯ですから、何も食べないでもOKなのです。
どうしても朝食を摂りたい場合は、フルーツだけにしましょう。果物は排泄の作業を妨げないからです。
よく噛んで食べる習慣
お腹いっぱいと感じるまでには食べ始めてから約20分かかります。それは、食べ物が満腹中枢を刺激して満腹感を得るまでにかかる時間だからです。
そのために食事はゆっくりとよく噛んで、時間をかけて食べてください。一口、30回噛むのが理想ですが、少なくとも10回以上は噛むことを心がけてください。
食べることに集中する習慣
テレビやスマホを見ながらなどの ”ながら食べ” をやめましょう。
ながら食べをすると脳へ食べているという信号が届きにくくなるからです。要するに食べた気がしないのです。
満腹感を得られないので、しばらくするとお腹がすいてしまいます。いや、実際すいていないのに、すいたような気になってしまうのです。
ちゃんと集中して食べてないので脳は栄養がとれてないと判断してしまうので、食べたりない、間食をしたいなどと思ってしまうのです。
食べることを楽しむ習慣
痩せやすい体になる食事は、人によっては今まで好きで食べていたものが食べられなくなったり、量を減らしたりしなければならないかもしれません。
ダイエットのために我慢して、嫌々ながら食べることは楽しくないですよね。ですから、好きになる工夫をしましょう。
たとえば、生野菜が嫌いなら、温野菜にしてみるとか、野菜スープにしてみることです。ほうれん草や小松菜、春菊などの葉物野菜とバナナやリンゴなどの果物をミキサーにかけて自家製ジュースを作って飲みましょう。このようにして徐々に野菜に慣れていってください。
なお、生野菜はできる限り新鮮なものを食べるようにすれば、甘味があり、美味しいので好きになっていくことでしょう。
果物なら食べられるというのであれば、朝食にフルーツの盛り合わせを食べてください。または、果物が多めの野菜スムージーを作りましょう。
昼食と夕食は、一番先にフルーツをたっぷりと食べて、少なくとも20分後に他の食べ物を食べてください。
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毎日適度な運動をする、体を動かす習慣
痩せやすい体になるためには激しい運動をする必要はありません。ただ、毎日軽い運動をしましょう。
具体的には、ウォーキング、ジョギング、エアロバイク、ストレッチなどの有酸素運動を20分以上行いましょう。
わざわざ運動する時間がないというのなら、毎日1万歩以上歩くことを習慣にしてください。
通勤に自転車や自動車を使わない、階段を利用する、電車の中では座らないなどを心がけるだけでも結構な運動量になります。
また、スクワットは筋トレで無酸素運動ですが、意外に負荷が少なく、その割には体の大きな筋肉を効率よく鍛えられます。しかも、朝晩たった15回程度で効果が表れますから大変効率的な運動です。簡単ですから、運動不足の方はスクワットをして運動の習慣をつけることをおススメします。
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姿勢を良くする習慣
姿勢が悪いと骨盤が歪むので痩せにくくなります。
でも姿勢を良くすると、骨盤のゆがみがなくなり代謝が改善されます。肩こりや首のこり、頭痛も改善されます。内臓も本来の位置にもどりますから、体調が良くなります。
立っているときでも、座っているときでも、頭頂からひもで天井に吊り上げられることを想像して、背筋を伸ばし、骨盤を立て、おなかを意識しましょう。
そうすれば、背筋も腹筋も鍛えることができるので痩せやすい体へと変わっていきます。
深い呼吸をする習慣
私たちの普段の呼吸は浅くて胸だけで呼吸しがちですが、深い呼吸を意識してお腹まで酸素をたくさん取り入れると、痩せやすい体になります。
深く呼吸をすると、腹式呼吸になり、お腹の動きが大きくなるのでインナーマッスルが鍛えられ、代謝があがります。
代謝が上がると、脂肪燃焼効果があがります。血流も良くなりますから冷え性も改善され、体調も良くなります。
睡眠が浅い人の眠りが深くなりますので、成長ホルモンも分泌されやすくなり痩せやすい体に変わっていきます。
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入浴する、体を冷やさない習慣
冷え性の人や低体温の人は痩せにくいので毎日の入浴と体を冷やさない食べ物や服装で体を温めましょう。体が温まれば、血流が良くなり代謝もあがります。
シャワーだけですましているようなら、今日からでも入浴する習慣をつけましょう。
なお、生野菜や果物を食べると体が冷えてしまうという方は、温野菜のサラダや野菜スープを摂りましょう。
果物は冷蔵庫に入れずにいつも常温で食べるようにしてください。
質の良い睡眠をとる習慣
午後10時から零時までの間に就寝し、7時間以上の睡眠をとる習慣がついている人は痩せやすい体になっていきます。
一方、睡眠不足の人は肥満になりやすいという研究結果が発表されています。
特に睡眠中に分泌する成長ホルモンは、痩せるホルモンと言われていますので、成長ホルモンが最も出やすい午後10時から午前2時の間に寝ていると痩せやすい体になっていきます。
ストレスを溜めない習慣
大気汚染、直射日光、気候の変動、花粉、都会の雑踏など私たちの日常はいろいろなストレス要因に囲まれています。
生きていれば、いろんな不安や心配、または緊張などがストレスになります。
このようにストレスを感じることは仕方がありませんが、ストレスを溜めないようにしてください。ストレスを溜めると体調が悪くなりますし、血流も悪くなり、代謝も衰えるので痩せにくくなってしまうからです。
そして一番いやなのは、ダイエットがストレスになってドカ食いしてしまうことです。
ですから普段の生活でストレスを溜めない工夫と、ダイエットをストレスにしない工夫をしていきましょう。
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まとめ
いかがでしたか。痩せやすい体になるにはまず、今の自分とまったく別人になるくらいの決心が必要です。しかも習慣とするには時間がかかりますから、忍耐力と継続力も必要です。でもヤセ習慣が普通になってしまえばもう二度とダイエットする必要がなくなります。ですからこれを人生最後のダイエットにするつもりで頑張りましょう。
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