40代からは骨ホルモンで骨活とアンチエイジング!

40代の女性にとって気になるのは、やっぱりダイエットとアンチエイジングじゃないでしょうか?

実は最近の研究結果にこんな興味深いものがありました。骨の中にある「骨ホルモン」という成分がダイエットやアンチエイジングに効果があるということです。

そこで今回は、「骨ホルモン」がどのようにダイエットとアンチエイジングに効果的なのかについて調べてみました。

「骨ホルモン」とは?

は、体を支えてくれる、脳や内臓を覆って守ってくれる、体を動かしてくれるのですが、他にも大事な役割があります。

骨のなかにある骨髄で赤血球、白血球、血小板が作られています。

カルシウムの貯蔵庫となって、血液中のカルシウムが不足したときに補充して筋肉や神経の働きを支えてくれます。

そうです、骨と言えばカルシウムを思い浮かべますが、骨はカルシウムだけで出来ているのではありません。

骨の基質はコラーゲンをはじめとするタンパク質で出来ていて、そこにカルシウムリンマグネシウムなどのミネラルが沈着して形成されています。

そして「骨ホルモン」とは、骨の中に含まれている「オステオカルシン」という骨を形成する細胞(骨芽細胞)が分泌するタンパク質のことで、骨の中に約0.4%存在し、血液の中を循環しています。

さて、今この「オステオカルシン」=通称「骨ホルモン」が健康やアンチエイジングに効果的だということで注目を浴びています。

それでは、骨ホルモンの働きと効果について見ていきましょう。

骨ホルモンの働きと効果

骨は一度できたらずっとそのままというイメージがありますが、骨も細胞と同じく新陳代謝をしていて、古い骨が新しい骨へと再生されています。

古くなった骨を破骨細胞(はこつさいぼう)が壊し「骨吸収」して、骨芽細胞(こつがさいぼう)によって再び骨を作る「骨形成」が繰り返されることで骨の新陳代謝が行われ、丈夫な骨へと生まれ変わるのです。

骨ホルモンは、「オステオカルシン」というタンパク質ですが、骨が新陳代謝するときに、骨芽細胞から生み出されます。

そしてこの骨ホルモンが血液の中に入って全身の臓器に届いて、肥満を防ぎ、免疫力を高め、認知機能を守るなどの驚くべき働きをしてくれるのです。

アンチエイジング効果

骨ホルモンは、脳の神経細胞を活性化するので、記憶力や認知機能が改善され、集中力を保つことができます。

細胞を傷つける活性酸素を減らしますから老化を防止します。

免疫細胞の産生を助けるので、免疫力が増強されますから、感染症に強くなり、風邪をひきにくくなります。

血管をしなやかに保ちますので、動脈硬化や心臓病も予防します。

皮膚の弾力をつくるコラーゲンを増やすので肌のハリを保てますから、年齢肌に対抗することができます。

長寿ホルモンの分泌を促進

骨ホルモンは、「長寿ホルモン」と呼ばれる「アディポネクチン」の分泌を促進します。

アディポネクチンは、脂肪細胞から分泌される善玉の物質で、生活習慣病を予防する働きがあるので、長生きが期待できます。

具体的には、アディポネクチンが脂肪を燃焼させるので、肥満の予防や、脂質異常症の予防に役立ちます。それゆえ「やせホルモン」とも呼ばれています。

また、アディポネクチンは血管内の傷を修復して、血管を拡張する働きがあるので、動脈硬化を抑制し、改善します。

また、インスリンの効果を高め、血糖値を下げてくれますから糖尿病を予防します。

ダイエット効果

骨ホルモンは、すい臓の働きを良くするので、すい臓で作られるインスリンの分泌も促進されて、血糖値の糖代謝を高め、糖尿病を予防します。

肝機能を向上させて、糖質や脂肪の代謝を高めますから、メタボや肥満の予防と改善にも役立ちます。

腎臓の機能を高めますので、デトックスが促進されて体内にたまった毒素を排出します。

骨ホルモンを増やすには

古くなった骨が新しく丈夫な骨へと新陳代謝を繰り返すことで、私たちは骨格を保ち、姿勢を良くし、活動的な動きができるのですが、老化によって骨の新陳代謝も鈍くなってしまうので、私たちの骨格がゆがみ始め、骨が弱まって骨折しやすくなってしまいます。

しかし、骨ホルモンを増やすことによって新陳代謝を促し、骨の老化を防ぎ、骨を活性化「骨活」して丈夫にすることができます。

では、骨ホルモンを増やすためには何をすればいいのでしょうか? 

骨ホルモンを増やす食事

骨の新陳代謝(骨代謝)を促す栄養素を積極的に摂ることで、骨ホルモンを増やすことができます。

つまり、カルシウム、タンパク質、ビタミンD、ビタミンK、イソフラボンを多く含む食べ物で、しかも植物性の食品を摂りましょう。

逆に、避けるべきものは、カルシウムを奪ってしまう食べ物です。それは、動物性の食品、加工食品、スィーツなど砂糖を多量に含む食品、精製された米や精製された小麦で作られたパスタやパンです。これらを避けることで、ダイエットにも効果的です。

カルシウム

最も効率よくカルシウムを取れるのは、豆や緑黄色野菜です。

緑黄色野菜のなかでも、ほうれん草を生で食べることがカルシウムの摂取に効果的です。

ほうれん草にはシュウ酸という灰汁(あく)があるということで、茹でて食べるのが一般的ですが、むしろシュウ酸はカルシウムを吸収しやすくしますので、サラダやジュースにして生で食べてください。

ただし、毎日ほうれん草を食べ続けるのではなく、小松菜や春菊などでローテーションを組んで食べてください。

これまでカルシウムを摂るには牛乳と言われてきましたが、最近の研究では、動物性のタンパク質を多く摂り過ぎてしまうと、骨からカルシウムが奪われてしまうということがわかりました。(出典:T・コリン・キャンベル、トーマス・M・キャンベル著「チャイナスタディー」)

また、砂糖入りの食品全般、白米、精製小麦のパスタやパンを多く摂取するとカルシウムが奪われます。ダイエットにも良くないので、なるべく避けてください。

タンパク質

動物性の食品は脂質や糖質、コレステロール値が高いので避け、豆類や野菜などの植物性の食品からタンパク質を摂りましょう。

[タンパク質ダイエットの効果的な方法]タンパク質なら何でもいいという訳ではない!

なお、チアシードは牛乳の6倍のカルシウムを含み、タンパク質、オメガ3脂肪酸、食物繊維も豊富なスーパーフードです。

ビタミンD

ビタミンDはカルシウムの吸収と、骨の新陳代謝を促します。サケ、サンマ、うなぎ、キノコ類を摂りましょう。

なお、ビタミンDは食事だけでは十分に取れませんが、日光に毎日30分あたること体内にビタミンDを作ることができます。

紫外線を浴びることで、皮下にあるコレステロールからできた成分が、ビタミンDに変換されるからです。

ビタミンK

ブロッコリー、乾燥わかめ、納豆などに含まれているビタミンKは、カルシウムを骨に定着させる作用があります。

イソフラボン

豆腐、納豆、枝豆などに含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと分子構造が似ていて、骨の代謝バランスを整える作用がありますから、骨の新陳代謝を促します。

骨ホルモンを増やす運動

骨を強くするには骨の新陳代謝をコントロールする骨細胞を刺激する運動をするのが効果的です。

ウォーキング、スクワット、カーフレイズ(かかと落とし)運動は、骨芽細胞の動きを高め、骨に含まれるカルシウムの量(骨量)を増やすことができるので骨ホルモンが分泌されやすくなります。

しかも、これらの運動は痩せるためにも効果的なのです。やり方を動画でご紹介しましたので、自分にとってやりやすい運動を選んで毎日続けるようにしましょう。

ウォーキング

歩くときに体重の重みで骨を刺激することになりますので、骨芽細胞の働きが高まります。体幹を使った歩き方をすれば脂肪燃焼効果も上がります。

1日1万歩、合計で40分以上歩くことを目指しましょう。

出典:「正しい歩き方を実践する3つのポイント」

 

スクワット

スクワットは体の大部分の筋肉を鍛えますので非常に効率的に代謝を上げることができます。1日15回やりましょう。

スクワットで痩せる!腹筋より楽に痩せる正しいスクワットのやり方

出典:「正しいスクワットで激痩せダイエットしよう!」

カーフレイズ(かかと落とし)

かかとを落とすときの衝撃が骨代謝を活性化します。1日30回行いましょう。

出典:ふくらはぎ・足首を鍛えるレッグカーフレイズ

まとめ

骨の中にある骨ホルモンを増やすことが、健康やアンチエイジングに役立つことが分かりました。そして骨ホルモンを増やす食事や運動をすることは同時にダイエットにもなります。骨の老化は40代から始まってきますから、骨のゆがみや骨粗しょう症、骨折を防ぐためにも、いまのうちから骨活をして骨ホルモンを保っていきましょう。

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