パンをやめられないなら、グルテンフリーダイエット

パンが大好きなあなたにとっては、炭水化物や糖質抜きダイエットは結構ツライですよね?

白米は食べなくても平気だけど、パンはどうしても我慢できなくてダイエットに挫折してしまうとことがあるのでは?

ところで最近、「グルテンフリーダイエット」(グルテン抜きの食事制限)という、小麦粉製品を食べないダイエット法が注目されていますが、どうやらグルテンが”パン食べたい”という気持ちをあおるらしいのです!

そこで今回は、ダイエットしたいのにパンをやめられないあなたが知っておくべきグルテンの怖さとグルテンフリーダイエットについてご説明いたします。

グルテンはダイエットの敵

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グルテンとは、小麦、大麦、ライ麦などの穀物から生成されるタンパク質の一種で、グルテンの語源はラテン語のglue(グルー)つまり、糊(のり)で、その名の通り、ねばねばする粘り気や弾力の素となっています。

小麦粉製品のすべてにグルテンが含まれていますから、パンやパスタをはじめ、ピザ、ラーメン、うどん、クッキー、パンケーキ、お好み焼き、揚げ物の衣にまでグルテンが入っているということになります。

小麦粉製品のすべてという時点で、炭水化物抜きや糖質抜きダイエットにとっては食べてはいけないものになっていますが、グルテンが入っているとなるとさらにダイエットの敵となってしまうのです。

それでは、何故、グルテンはダイエットの敵なのでしょうか?

食べたくて我慢できなくなる

普段の食事で、お米はほとんど食べず、パン、パスタ、ピザ、ラーメン、うどんなど小麦粉製品ばかり食べている、もしくは、パンケーキ、ワッフル、クッキー、菓子パン、たい焼きなどのスィーツが大好き、また、お好み焼き、たこ焼きなど粉もの好きならば、もしかしたら、グルテン中毒になっているかもしれません。

実は、グルテンには、食欲中枢を刺激する作用がありますから、パンを食べれば、ますますパンを食べたくて仕方がなくなるのです。

「いつものパン」があなたを殺す』デイビット・パールマター(著)、クリスティン・ロバーグ(著)を翻訳した白澤卓二教授によると、グルテンは強い依存症を引き起こすということです。

グルテンにはまた、強い依存性がある。グルテンが胃で分解されると、アヘンに似た作用を持つ「エクソルフィン」という物質に変わる。それが脳の“関門”をするりと突破し、脳内に入り込む。すると「おいしい!」「最高!」という恍惚感を生み、依存性を引き起こす

だから、パン好きな人が炭水化物や糖質抜きダイエットをすれば、小麦粉製品を食べたくて我慢できなくなる禁断症状のようなものが現れるので、ダイエットを成功させるには相当な困難が伴うのです。

また、砂糖にも依存性がありますから、たとえ、ダイエットに成功したとしても、グルテンと砂糖への強い依存性のために、再び甘いパンを食べてしまうというようなことが起こりえますから、リバウンドする危険性がかなり高いです。

グルテンは体にたまる

私たちが食事をすると、体内の消化酵素が食物を分解して胃腸で消化吸収され、栄養となって体のために利用されます。

しかし、グルテン入りの食べ物を食べると、消化酵素が分解しきれないので、グルテンが体の中に残ってしまいます。

分解しきれない食べ物は栄養にならないので、老廃物となって体の中にため込まれてしまいます。それはやがて脂肪となってお腹や太もも、二の腕など嫌なところについていきます。

さらに、分解しきれないものが腸に入ると、腸の粘膜に炎症を起こしてしまいますので、腹痛やアレルギーをひき起こすことがあります。

また、慢性的な疲労感や頭痛、便秘、下痢、生理痛、不眠や肌荒れなどの不調はグルテンが体にたまっているためというのが、グルテンフリーの食事を推奨している人たちの主張です。

有名なテニスプレーヤー、ノバク・ジョコビッチ選手は、自書「ジョコビッチの生まれ変わる食事」で、グルテンを断つことで自分に起こった現象を書いています。体調不良が改善されただけではなく、疲労からの回復が早くなった、脳の働きがスムーズになった、動きが速くなったことにより以前よりもよりいいプレイができるようになったそうです。

グルテンをやめると痩せやすくなる

グルテン入りの食べ物を体に入れないことにより、血糖値を下げるGLP-1や、食欲抑制ホルモンのPYYが正常に分泌されるようになります。

つまりグルテンを体内に入れてしまうと、血糖値を下げる作用がうまく働かなくなるので太りやすくなってしまうということなのです。

すなわち、グルテンを食べないグルテンフリーの食事にするとダイエット効果だけではなく、疲れにくくなり、プチ体調不良が改善されたり、便秘が改善され、デトックスされて肌荒れが改善されたり、エネルギッシュになったりするということです。

プチ体調不良があるのなら、試しにグルテンフリーを1週間から2週間くらい試してみるといいとお思います。

私はこれまで1日に1食はパンを食べていましたが、パン食を完全にやめないまでも、ときどき食べる程度に変えたくらいで、慢性的な頭痛はなくなりました。

グルテンフリーダイエットのやり方

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グルテンフリーダイエットは、小麦粉を使った食べ物を一切食べないというシンプルな方法です。

ただしグルテンは、パンやパスタなど分かりやすい食品だけでなく、意外なものにも含まれていますので注意しましょう。

グルテンを含む食品

  • パン類、麺類
  • ケーキ、クッキーなどの菓子類(和菓子にも小麦が使用されているものがあるので注意)
  • 醤油やドレッシングなどの調味料(製造過程で小麦が使われている)
  • ビールなど酒類(原料に小麦や大麦が使われていないか注意)
  • 揚げ物、粉もの
  • ピザ、中華まんや餃子などの皮、ワンタン、カレー
  • クスクス、麩(ふ)、麦茶など

グルテンを含んでいない食品

グルテンを含まず、小麦粉の代わりとなるものは以下の食品ですが、糖質が多いのでダイエットには向きませんから食べすぎないようにしてください。

  • 米、雑穀、もち、十割そば、ビーフン、春雨、米粉パン
  • 米粉、玄米粉、そば粉、大豆粉、くず粉、片栗粉、タピオカ粉
  • コーンスターチ、ベーキングパウダー、ココナッツパウダー

ダイエットの効果を上げたいなら

グルテンを含む食品を避けても、代わりに米をたくさん食べてしまうのでは、ダイエット効果が上がりません。

要するにパンもご飯も麺も食べない方がいいのです。

そのためには食べ順を変えましょう。

1.果物 2.野菜 3.肉・魚・卵などのおかず 4.米類・麺類

果物と野菜を食事全体量の7割以上食べてお腹を満たして、その後に食べる物の量を減らしていきましょう。

炭水化物ダイエットでもお腹いっぱい食べられて痩せられる方法

パン好きはグルテンフリーのパンを食べよう

小麦、大麦、ライ麦にもグルテンが含まれているので、パンは一切食べられないとガッカリしている人は少なくないかもしれませんね。

でも大丈夫です。米粉パン、玄米パン、大豆粉パン、おからパンなら大丈夫です。

最近ではグルテンフリーのパンや食品が結構たくさん販売されるようになりましたし、グルテンフリーのパン屋さんも増えています。

出典:icotto  グルテンフリーでも美味しい♪通販もある全国のパン屋さん

自家製パン焼き機で米粉パンを作ることもできます。

出典:クックパッド みんなが作っている米粉パン

スィーツも米粉で作れば、グルテンフリーです。

出典:FOOD ACTION NIPPON  米粉レシピ

このようにグルテンフリーでも美味しいパンやスィーツは食べられますが、炭水化物や糖分は含まれていますので食べ過ぎに注意してください。

まとめ

いかがでしたか? 痩せたいけれども、パンやパスタだけはやめられないのは、小麦粉製品に含まれたグルテンが依存症を引き起こしているせいだったのです。

また、小麦粉製品を日常的にたくさん食べているとグルテンが体内に溜まって太ってしまいまし、さまざまなプチ不調を起こします。

体のなかからグルテンが無くなればダイエットもできて体調も改善されるので、とりあえず、グルテン抜きの食事を2週間続けてみましょう。米粉で代用すれば意外に簡単ですよ。

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