
ダイエットに成功して素敵な美ボディーを手に入れた女性は多々いると思いますが、彼女たちは一体どうやってその体型を保っているのでしょうか?
どうやらスリム体型維持者の多くは、ダイエットを始めた時点から意識していることがあるのだそうです。
それは「一生太らない体になること」です。
だから痩せたらダイエットをやめるということではなく、最初からダイエットを日常の生活に組み込んで行って、「習慣」にしていこうと意識しているのです。
そこで今回は、ダイエットで手に入れたスリムな体型を維持する方法をご説明します。
この記事の目次
植物性食品を主食にする食習慣を続ける

日本人の一般的な食事は、白米ごはん、パン、パスタなどを主食にして、肉・魚・卵などの動物性食品をおかずとして組み合わせ、ほんの少しの野菜を付け合わせにして、食後は果物を食べるというものです。
でもこのサイトでは、この食習慣を主客転倒させるダイエット方法を、ご提案させていただきました。それは、
食事の一番初めに果物を単独で食べ、生野菜のサラダを主食としてたっぷりと食べた後に、肉・魚・卵や、ごはんなどのでんぷん質を少しだけ食べるという方法です。
このように食べ順を変えることで、空腹を感じることなくダイエットできるからです。
私も実際、この食べ方に変えて、体重は8か月でマイナス5キロ、体脂肪率はマイナス4.4%の減量に成功しました。新鮮な生野菜のサラダと果物をたっぷりと食べていたので、まったくひもじい思いをすることなくダイエットを続けられて、しかもダイエット前よりもはるかに体調が良くなりました。
今はまだダイエットに成功して1か月ですが、リバウンドの兆候がまったくありませんので、これでダイエットは終了させていいと思いますけれども、以前のように太りやすくて不健康な食生活に戻りたいとは思いません。
植物性の食品を中心にしたヘルシーで太りにくい食事の仕方をこれからも習慣として続けていきたいと思います。
そこで今回は、ダイエット成功後も体型をキープしていくために、これまで本サイトでご提案してきたダイエット方法をまとめました。
これらの「ダイエット方法」を「習慣」にして、いくつになっても健康でスリムな体をキープして行きましょう。
食事の7割を植物性の食品にする
新鮮な果物と野菜、豆類、種子類、木の実類などの植物性の食品を主食にして、食事全体の7割以上が植物性の食品になるようにしましょう。
そうすれば、低カロリー、低脂肪、低コレステロール、低糖質の食べ物でほぼお腹が一杯になりますので、太りやすいごはんなど炭水化物食品や、脂肪やコレステロールの多い肉や卵料理など、動物性の食品を食べる量が自然に少なくなっていきます。
植物性の食品は酵素やビタミンなどの栄養素を損なわないように、出来る限り生で、しかも皮ごと食べましょう。
また、生野菜のサラダを毎食食べるようにしてください。
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食べ順を守る
果物と生野菜は、食事の一番先に食べましょう。特に、果物は食後のデザートにしないでください。
ごはんなどのでんぷん質や動物性の食品は、消化に多大なエネルギーを使ってしまうので体内の余分な脂肪を燃やすためのエネルギーが不足してしまいますから、一番先に食べてしまうと消化しきれないものがでてきます。その未消化の食べ物が脂肪になってしまうのです。
一方、果物と生野菜はそれ自体が消化酵素をもっているため、消化のためにほとんどエネルギーを使いません。だから、後から食べるごはんなどのでんぷん質や動物性の食品を消化するためのエネルギーを残しておけるのです。
そして、でんぷん質や動物性食品を食べなければ、エネルギーを体内の脂肪を燃やすために使えるのでダイエット効果が上がるのです。
食べる時間帯を気にする
食事をするのに最もふさわしい時間帯は正午から午後8時までの間です。
人間が食べ物を食べて、消化吸収して、排泄するという働きにおいてそれぞれ最も活発に働く時間帯があります。
正午から午後8時は、食べることと食べたものを分解する機能が最も活発になります。
午後8時から午前4時は、食べた物を体に吸収して栄養を体内で利用する機能が最も活発になります。
午前4時から正午は、食べ物カスと体内の老廃物を体外に排出する機能が最も活発になります。
ですから、午前中は食べるというよりも、排出することを優先した方がいいのです。
また、夜遅くに食べる習慣をやめましょう。何故なら、午後8時以降に食事すると、前の食事の消化吸収作業をいったん中止させて、食べ物の分解作業を始めてしまうので、朝になっても消化吸収作業が終わらないことになってしまいます。
消化吸収作業が終わらなかった食べ物は、排泄の作業をすべき時間帯にまでずれ込んで、排泄も妨げてしまうので、消化吸収を終えきれなかった食べ物が体内に取り残されてしまいます。そして最終的には、取り残された食べ物は体脂肪となってしまうのです。
忙しい現代人のライフスタイルでは、正午から午後8時までの間に食事することは難しいことですが、せめて夜遅くに食べるという習慣はすぐにやめましょう。
朝食は食べなくてもいい
午前中は排出のための時間なので、朝食は食べなくてもいいのです。
朝食を食べないとその日をスタートするエネルギーが不足するのではと心配するかもしれませんが、前日に食べたものが体内でエネルギーとして蓄えられているのでその心配は無用です。
どうしても朝食を食べたいというのであれば、果物のみを食べるのならOKですし、果物ならたくさん食べても大丈夫です。もしくは自家製の果物ジュースを飲みましょう。
果物は自らが消化酵素を持っているため、胃の中での消化作業を必要とせずにするっと腸へと進んで行くことができます。だから、排泄の作業を邪魔することがありません。
食べ方に気をつける
太りにくい食べ方を習慣にしていきましょう。
- ゆっくりとよく噛んで食べる
- 腹八分目にする
- スマホやTVを見ながらなど「ながら食べ」をやめて、食べることに集中する
太るものを食べるのをやめましょう。
- 白い精製食品:白米、白パン、砂糖をやめる
- 動物性の食品、加工食品、スナック菓子、インスタント食品を避ける
太る悪習慣をやめましょう。
- 食べ放題やバイキングに行く
- 空腹のときに食品を買いに行く
- セールだからと言って食品を買い込む
- 自炊せずに、食事はすべて外食かお惣菜・弁当を買う
- 冷蔵庫の中が整理されていない
- ストレスを食べることで解消する
健康でスリムなカラダを保つために運動の習慣を続ける
現代人はほとんどの人が運動不足です。ですから、ダイエット中に始めた運動はそのまま継続していくべきです。
- ジムに継続して通う
- 筋トレ、ストレッチ、ヨガ、ピラティス、エアロビクス、水泳、アクアビクスなどの有酸素運動を続ける
- ウォーキング、ジョギング、ランニングなどの日課を続ける
また、現代人はわざわざ運動する時間がとれないほど忙しいです。だから、日常生活の中に運動を取り入れていき、ダイエットが終わっても日常での運動習慣を続けていきましょう。
一日20分以上歩く
- 駅まで自転車に乗らずに歩く
- 一駅前で降りて歩く
- 日常の買い物を通販で済ませずに歩いて店まで行く
- 遠回りをする、遠くの店まで行く
- 家の中でも何かと用事を作って歩き回る
体を動かす工夫をする
- 階段を利用する、エレベーター、エスカレーターは極力使わない
- 電車の中では座らない
- デスクワークでも立つ座るを頻繁にする、動き回る役割を買ってでる
- 家電を使わずに家事をする:掃き掃除、拭き掃除、窓ふきなど
太らない生活習慣をライフスタイルにする
ダイエット中から気をつけていることはそのまま続けて行いましょう。
つまり、1日1回以上排便すること、十分な睡眠をとること、体を冷やさないことです。
午前中は排泄の時間
太りにくい体になるためには、毎日のお通じが必要不可欠です。
そのために毎日果物と野菜をたっぷりと食べて、食物繊維をとって、食物繊維に腸内をお掃除してもらい、便が出やすい腸に整えてもらわなければいけません。
必ず一日一回以上の排便があるべきですので、午前中は食べることよりも排便の為に時間を使ってください。朝は出かける準備でせわしなくせず、時間にゆとりをもって排便できるようにしましょう。
十分な睡眠をとる
夜遅くに寝る人や睡眠不足の人は太るという研究結果があります。
睡眠時間は7時間を必ずとるようにしましょう。
夜更かしをしないで、午前0時までには就寝しましょう。
質の良い睡眠をとるために、寝る1時間前はブルーライト(パソコン、スマホ、TV)を見ないでください。
体を冷やさない
冷えは血行不良を招きますので、代謝も悪くなり、体がむくんだり、余分な脂肪を溜め込みやすくしてしまいます。
体が冷えやすい人はいつも体を温める服装をして、室内の温度もこまめに調整しましょう。
シャワーで済ませず、入浴するようにしましょう。
ストレスなしのダイエットを習慣にする
せっかく苦労して痩せたその体型を維持していくためにダイエットで身に着けた良い習慣を続けていきましょう。
でもこの習慣がストレスになっていると感じるのでしたら、すぐにやり方を見直しましょう。
苦痛やストレスを感じたままでは、リバウンドをまねくことになりますから。
お腹がすき過ぎて他に何も考えられないと思うのなら、それは大変なストレスですから、空腹を我慢しないでください。
果物と野菜を食べる量をもっと増やしてお腹を満足させましょう。
大好きな食べ物が太るものだとしたら、一気にやめてしまうとストレスになります。
たとえば鳥の唐揚げが好きだとしたら、果物と野菜をたっぷりと食べた後で、サニーレタスやサンチュを2、3枚使って唐揚げをぐるぐる巻きにして食べてください。このような工夫をしながら少しずつ唐揚げを食べる量を減らしていけばいいのです。
運動が嫌いなら、ダイエット運動がストレスにならないように、自分が楽しめそうな運動をやってみてはいかがでしょうか。
たとえばダンス系のエキササイスはどうでしょう。サルサ、マンボ、ラテン、ヒップホップ、ジャズ、エアロビクスダンスなどは、脂肪を燃焼させる有酸素運動ですから、楽しみながらダイエットできます。楽しく運動しながら、日常の他のストレスも解消してしまいましょう。
他にも好きな音楽を聞きながらウォーキングする、景色を楽しみながらジョギングをする、自宅でヨガやピラティスなど、自分が楽しめて続けられるダイエット運動を見つけていきましょう。
ダイエットを習慣にするためには、自分に厳しくし過ぎないでたまには好きなものを食べたり、休んだり、ゆるっとやっていきましょう。
ストレスをコントロールしてダイエットに成功しよう!ストレスフリーダイエット方法
まとめ
いかがでしたか。これからダイエットを始めようとする40代女性が目指すのは、年齢を重ねても健康でスリムで、一生太らない体になることです。だからダイエットは長期計画、痩せたら終わりという一時的なものにせず、ダイエットを日常の生活に組み込んで「習慣」にしていきましょう。