
ダイエット中に食べてはいけないものは明白です。
でも、いろいろなダイエット情報が飛び交っている昨今、”良く分からないけど、これを食べたら太るって言われたから…”と、わけもわからずただ我慢してたりしませんか?
はたまた、”これなら食べても太らない”って聞いてたから食べていたのに、実はそうじゃなかったなんてこともあったりします。
そこで今回は、”ダイエット中に食べてはいけないものは何か”についてその理由も含めてまとめることにしました。
ダイエットに良くないものは、健康のためにも食べない方がいいものと言えますので、この記事を保存版にしていただけたら幸いです。
この記事の目次
”食べてはいけないもの”についてちゃんと知っておこう

早速ですが、ダイエットをするにおいて”食べてはいけないもの”のワースト順位をまず見てください。
あとで、何故悪いのかをひとつずつご説明していきますね。
ダイエットしている人が食べてはいけないもの
ワースト1位:揚げ物
ワースト2位:動物性食品
ワースト3位:加工食品
食べていけない理由をちゃんと知っておこう
いろいろなダイエット情報が飛び交っている今、私たちは混乱しています。
ある人が”ダイエットにいい”という食べ物を別の人が”それを食べたら太る”と主張しています。
数年前は”食べたら痩せる”と言われて注目されていた食べ物が今は、”痩せない”と言われてしまうこともあります。
どれが正しい情報なのかを見極めるのは難しいです。
私たち自身も、情報を間違って覚えてしまうことがあります。
痩せると思って食べていたものを、”別の食べ物と取り違えていた”なんてことが起こります。
ですから、今、ここでちゃんと確認しておきたいのです。
”ダイエット中に何を食べてはいけないのか”と、”何故それを食べてはいけないのか?”ということを。
何故食べてはいけないのかを簡単に言えば、もちろん”太るから”なのですが、それだけでは納得がいかないかと思います。
なのでここではもう少し詳しい理由をご説明させていただきます。
大人がダイエットするからには、”食べると体の中でこんなことが起こるから良くないのだ”と分かった上で実行していった方が成功しやすいと思うからです。
それでは”ダイエット中に食べてはいけないもの”ワースト1位から3位まで、それを”食べてはいけない理由”をご説明いたします。
ワースト1位:揚げ物
揚げ物は具が何であれ、いっさい食べてはいけません。
ところが私たちの周りには揚げ物があふれているので、とても悩ましいです。
唐揚げ、コロッケ、トンカツ、天ぷら、エビフライなど、コンビニ弁当など市販のお弁当、スーパーやデパ地下などのお惣菜。
フライド・チキン、チキン・ナゲット、フライド・ポテトなどファストフードの人気メニュー。
言うまでもないことですが、揚げ物を食べてはいけない理由を2つあげます。
油そのものがダメ
第1の理由は、揚げ物にすることで油を過剰摂取するからです。
要するに、油そのものがNGなのです。
揚げ物やてんぷらに使われている油は、サラダオイル、オリーブオイル、キャノーラ油、コーンオイル、菜種油、ゴマ油、大豆油など、植物性の”清製油”が主流です。
どれも植物から抽出した油なのでヘルシーぽいから大丈夫かと思うかもしれませんが、どの植物油でも脂肪しか含まれていません。
植物から油を抽出する段階で、その植物はダイエットに役立つ食物繊維を失い、抗酸化作用のあるビタミンや、ミネラルを失ってしまうので、脂肪だけが残って油となるのです。
したがって油を摂取すると脂肪をそのまま体に取り込むことになります。
食物繊維がないので、肥満を招いたり、抗酸化作用のある栄養が失われているので免疫機能を低下させてしまうのです。
揚げ物はすぐに体脂肪になる
第2の理由は、揚げ物は体内で酸化して腐り、脂肪になるからです。
油は必ず酸化しますので、揚げ物の具にどんなに良いタンパク質や他の栄養が含まれていても腐敗してしまいます。
私たちの体は腐敗したものを体の栄養にすることができないので、体の外に排出しようとしますが、すべてを排出することができません。
その結果、腐敗した食べ物は体内に脂肪としてため込まれてしまうから、太ってしまうのです。
揚げ物を食べてしまったらどうしたらいいの?
脂肪を分解すると言われているトクホのお茶を飲むことをおススメします。
でも、決してやってほしくないことがあります。
揚げ物を食べたいがために、このようなお茶を利用するのはやめてください。
要するに”揚げ物を食べてもトクホのお茶を飲めば太らないから食べても太らない。”などと思わないでください。
外から摂り入れた油を完全に帳消しにはできませんので、あくまでも、揚げ物は食べないということを鉄則としてください。
ワースト2位:動物性食品
あらゆる動物の肉:牛肉、豚肉、鶏肉、ターキー、羊肉(ラム)、鹿肉など、卵、牛乳、乳製品(チーズ・バター・ヨーグルトなど)を食べないでください。
タンパク質なら太らないはず?
これを見て、”タンパク質なら摂っても太らないはずなのに、何故食べちゃいけないの?”と思う方は少なくないと思います。
確かに、タンパク質自体は私たちの体に必要ですから摂らなければいけません。
問題は、肉、卵、牛乳および乳製品が動物性の食品であることです。
動物性食品はカロリーが高いものが多いです。
タンパク質が豊富に含まれていますが、脂質やコレステロールも豊富なので太る栄養素も同時に摂ってしまうわけです。
ですからタンパク質を摂るためには、植物性の食品を食べてください。
豆、おから、きな粉、アーモンドなど木の実をおすすめします。
どうしても肉を食べたい場合は、山盛りの生野菜と一緒に食べてください。
食べ合わせでさらに太る
「牛丼」、「豚の生姜焼き」、「ビーフカレー」のように、肉と炭水化物の組み合わせで食べてはいけません。
もっと太りやすくなります。
何故なら、人間の体はパン、米、肉、魚、乳製品など、果物と野菜以外の食品を同時に食べると、いわゆる消化不良を起こし、消化されないものが体内に残るからです。
私たちの胃腸は、炭水化物と動物性食品を同時に消化するのに多大なエネルギーを使いますし、時間もかかります。
それは胃腸にとって大きな負担がかかりますから、胃腸が疲れ果てるために、消化されないものが生じてしまうのです。
消化されないものはやがて腐ってしまいます。
それがすべて便として出されればいいのですが、体内に残ってしまうものがあるので、それが脂肪としてため込まれてしまうのです。
だから動物性タンパク質と炭水化物の組み合わせで食べないようにしてください。
”えーっ?それっておかしくない? 私たちお肉のおかずに白ごはんとか普通に食べているじゃない?”
”その食べ方がいけないのなら、誰もがみんな太っているはずじゃないの?”と、納得がいかない方がおられると思います。
今まで動物性タンパク質と炭水化物の組み合わせで食べても太らないでいられたのは、若かったからです。
私たちの胃腸が大変なエネルギーを使って処理してきてくれたからなのです。
しかし、そのエネルギー(基礎代謝)は40歳をさかいにして少なくなってきます。
しかも若いころと違って運動量も少なくなりますから、中年太りするのです。
炭水化物ダイエットを行うと、ごはんを食べないでおかずだけ単品で食べますよね?
胃腸に負担がかからなくなり、ごはんを食べないのでカロリーが減ったこともあって、痩せることができるわけです。
ここでは、炭水化物を食べないでくださいということではなく、”肉と炭水化物の組み合わせで食べてはいけません”ということなので、別々に食べるのはOKです。
ちなみに野菜と炭水化物の組み合わせはOKです。
牛乳や乳製品は人を太らせる
牛乳や乳製品もタンパク質が多いのでヘルシーなイメージがあり、太らないと思ってしまうのですが、牛乳や乳製品を食べると太るのです。
それは何故かと言うと、牛乳の中に含まれるカゼインという複合タンパク質の一種が関係しています。
カゼインは体内組織の中にべとべとした粘液を作ります。
このべとついた粘液の一部は排出されないで、体内に蓄積されてしまうため、余計な体重を増やしてしまいます。
ケーキやクッキーなどは糖分が多いだけではなく、牛乳やバターが使われていますから、太ります。
グラノーラやシリアルに牛乳をかけて食べる朝食はヘルシーではないばかりか、ダイエットにも良くありません。
ワースト3位:加工食品
私たちがほとんど毎日のように食べている加工食品は私たちを確実に太らせるのです。
加工食品とは食品に何らかの加工を施したもの。
ハム・ソーセージなどの肉加工品、かまぼこなどの水産練り製品、乳製品、インスタント食品、レトルト食品、冷凍食品、缶詰食品などやパン類や化学調味料も含みます。
ポテトチップスなどのスナック菓子や、クッキー、ケーキ、アイスクリーム、飴、チョコレートなどのスィーツ類や清涼飲料などの嗜好品も加工食品です。
市販のドレッシングやソース類、マヨネーズも加工食品なのでダメです。
何故、加工食品を食べてはいけないのか?
ほとんどの加工食品には砂糖と油が使われているので高カロリーだからです。
しかも、加工食品は”美味しさ”や”うま味”を増すためと保存のために、大量の化学調味料と食品添加物が含まれているので、正常な食欲や味覚を狂わせてしまうのです。
だから、”袋をあけたら全部食べないと気が済まない”とか、毎日のように食べるとか”病みつき”になってしまいます。
加工食品を毎日食べていたら、糖分、脂肪分、そして塩分の摂り過ぎになるので、むくんだり、代謝が下がったり、免疫力が低下してしまいますから、健康にも良くありません。
ダイエットしたいなら、安くて早くて便利な加工食品に頼る食生活を見直しましょう。
まとめ
いかがでしたか。ダイエット中に食べてはいけないものワースト3は、揚げ物、動物性食品、加工食品でした。”それじゃあ食べられるものがほとんどない!”と思うかもしれません。でもこれらは確かにあなたを太らせていますし、健康にも良くないのです。
いきなり全部を食べないようにすることは難しいと思います。だからワースト3つを少しずつでも減らしていって、その代わりに果物、野菜、穀物などの植物性食品の方を食べるようにしていってください。
数か月後には必ず素敵な変化が現れるはずですよ。