ダイエット中の朝食は抜く?しっかり食べる?どっちが効果的?

”ダイエット中の朝食は抜いた方が痩せる!” ”いや、朝食はしっかりと食べなければかえって太ってしまう!” 

このようにダイエット中に朝食を食べるか、食べないか、どちらが効果的なのかについては意見が真っ二つに分かれていて、どちらも譲りません。いったい、朝食は抜く、食べる、どちらが痩せるのでしょうか?

朝食を抜くのはダイエットに効果的か?

ダイエットするときに、”朝食は食べないのが効果的”なのか、それとも”食べた方が効果的”なのかどちらなのか、いろいろと調べてみたり、実体験してみたところ、

朝食は食べない方が健康にもダイエットにも効果的

という結論に至りました。

では、何故ダイエット中に朝食を抜く方が効果的なのでしょうか?

その理由を説明する前に、朝食を食べない方がダイエットにいいという、「朝食抜きダイエット」と呼ばれる方法について説明します。

「朝食抜きダイエット」について

「朝食抜きダイエット」とは、朝食を抜くことによって、朝食で摂るはずだった摂取カロリーをカットして、1日の総摂取カロリーを減らすダイエット方法です。

「朝食抜きダイエット」の基本的な方法は、”朝食を全く食べないで水だけを飲む”ことで、どうしても食べたいのであれば、果物や野菜だけをそのままか、ジュースやスムージーにして飲むならOKということです。

しかし1日の総摂取カロリーを減らすためには、1日で最も多くカロリーを摂る夕食を抜いた方が効率的なのではという疑問が残ります。

何故、朝食を抜くのでしょう?

「朝食抜きダイエット」で夕食ではなく朝食を抜く理由とは、夕食は家族と食べたり、友人らと外食する機会があったりするので、毎日続けるのが難しいからということです。

昼食抜きではどうかというと、日中にまだまだ活動しなくてはならないので、昼食を抜くとお腹がすきすぎてしまい、仕事や勉強に影響するからです。

でも朝なら、出かける支度で時間がないことや、朝から食欲が出ないなどの理由で”食事を抜きやすい”ということから「朝食抜き」になったようです。

さて、以上の理由からでは、ことさら”朝食”を抜くことにダイエットの効果があるというわけではなく、”1日の総摂取カロリーを減らすために、1食抜くことができるのであれば、昼食でも夕食でもいい”と解釈できます。

しかし、”朝食は食べない方が健康にもダイエットにも効果的”だと主張させていただきますのでその科学的かつ本質的な理由をご説明いたします。

朝に食事するのは体に合わない

人間が食べ物を食べて、体内で消化して、栄養を体に取り込んで、不要なものを排出するという一連の行為と働きの流れにおいてその働きがもっとも効果的に行われるまたは働く最適な時間帯というのがあります。

これは、数多くの研究者や科学者によって明らかにされた「二十四時間周期の体のリズム」なのです。

食べる・消化するに最適な時間帯は、正午から午後8時まで

栄養を吸収する・使うのに最適な時間帯は、午後8時から午前4時まで

不要なものを排泄するのに最適な時間帯は、午前4時から正午までです。

(出典:ハーヴィー・ダイヤモンド&マリリン・ダイヤモンド著、松田麻美子訳「フィット・フォー・ライフ」P78)

つまり、朝の時間帯は食べるというよりは、体内にたまった不要なものを排泄する、つまり排便するのに最も効果的な時間なのです。

ですから排泄の時間に食べてしまうと、食べたものを消化する作業が始まってしまうので、排泄が後回しになってしまいます。

体のエネルギーは先に消化の方に使われて、後でごみ捨て(排泄)をしようとしますが、もしも朝からたっぷりと朝食をとった場合は、消化のために体内のエネルギーが大量に使われますから、排泄をするエネルギーがほとんど残されなくなってしまいます。

また、朝食を食べることで排泄の時間が無くなります。いや、よっぽど早起きして余裕をもって支度をする人はいいのですが、大抵の場合、朝はあまり時間の余裕がありませんよね。

便通は心理的なゆとりや安心感も大きく影響するので、朝のトイレの時間をゆっくりとることができない人は、慢性的な便秘に悩むことが多いようです。ですから、排便の時間を作るためにも、朝ごはんは食べない方がいいと言えます。

さて、朝の時間はあっという間に過ぎてすぐに昼食の時間が来て食べると、また消化作業が始まり、しかも昼食にラーメンなどを食べてしまうと、夕食の時間帯にまで消化が終わらないという事態になります。

そしてまた夕食を食べたら消化が始まるということを繰り返していくと、老廃物は体内にため込まれ、それが毒素を発生し、無駄なぜい肉をつけるという結果になってしまうのです。

すなわち、人間の体の自然なサイクルに従うと、午前中に食事をするべきではありません。朝の時間に排泄をして体内から無駄なものを出して捨てなければ、溜め込まれてしまって太るからです。

以上が、朝食は食べない方が健康にもダイエットにも効果的だという理由です。

ダイエット成功のカギは食事回数よりも時間帯

ホントに朝食を食べなくても大丈夫なの?

朝食はとても大事だ、朝食を食べなければ元気が出ない、脳が十分に動かない、身が入らないなどと言われているので、ダイエットのためと言えども朝食を抜くことに抵抗を感じるかもしれません。

でも、もともと日本には朝食を食べる習慣がなかったそうで、日本人が朝食を食べ始めたのは江戸時代あたりからだそうです。

ということは、昔の人たちは朝ごはん抜きで漁に出かけたり、木を切りに山に登ったり、農耕作業をしたりと朝から重労働していたということですね。

そのエネルギーはいったいどこから来たのでしょうか?

昔の人たちが朝食抜きでも元気に労働できたのは、前の晩に食べた食事によってつくられたエネルギーが体内にあったからです。

しかも早起きして外に出て朝日を浴びることによってビタミンDなど太陽から栄養をもらっていたようです。

それなら現代人も前の晩に食事をとっているのですから、体内にエネルギーが蓄えられているわけですので、朝ごはん抜きでも朝から活動できるはずです。

しかも、現代は昔よりもずっと便利で楽な生活ですので、昔の人たちほどエネルギーを必要としていませんから、朝食を食べなくてもエネルギー不足にならずに朝から活動できます。

脳が働かないのではという懸念事項については、ケトン体があるから心配ありません。

つまり食事からブドウ糖をとることで脳が動くから朝から炭水化物を摂らなければと言われていましたが、最近の研究で体の脂肪から作られるケトン体も脳のエネルギーになるので食事から摂らなくても大丈夫だということです。

すなわち、健康な人であれば朝食を抜いても大丈夫です。朝から活動できますし、脳もちゃんと働くのです。

どうしても朝食を食べたいなら

長年朝食を食べ続けてきたので、朝食べないことにどうも不安があるとか、お腹がすきすぎて我慢できないと思うのでしたら、果物を食べてください。

果物は自ら消化酵素をもっているため、胃が消化の作業をしなくてもよく、約20分程度で胃を通過して腸に行ってしまいます。ですから排泄の作業を妨げることがないのです。

しかも果物は低カロリー、低脂肪、低コレステロール、低糖質ですからたくさん食べても太りません。

果物に含まれる果糖で太るというのは、大きな誤解です。

果物には食物繊維が豊富に含まれているため、果糖が血糖値を急激に上げないので太らないのです。

ですから、何の心配もなく好きなだけ朝の果物を楽しんでください。

ただし、生のまま、できるかぎり皮がついたままで食べてください。生きた酵素やビタミン、ミネラルを摂るためです。

また、他のものと一緒に食べることは絶対にNGです。たとえば、フルーツにホイップクリームやアイスをのせるとか、フルーツ・サンドにするとかは逆効果です。

さらに、市販の100%濃縮還元ジュースや、砂糖がまぶされたドライフルーツもNGです。ジュースにするなら自家製で、ドライフルーツも砂糖不使用かどうかよくチェックして食べてください。

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朝食を抜いたから太った?

「朝食抜きダイエット」で太ってしまったという方がいますが、その主な原因は、”お腹がすきすぎた”ことにあるようです。

お腹がすきすぎたので、間食してしまった、昼食または夕食を食べ過ぎた、ストレスになって甘いものや、脂っこいものなど太るものを食べ過ぎてしまったようです。

ですから、朝食を抜くことでストレスになるくらいなら、生の果物をたくさん食べてもいいのです。無理しないようにしてください。

結論:朝食は食べない方がいい

自然の摂理からすると朝は排泄に集中すべきで、朝食を食べない方が健康にもダイエットにも効果的です。

朝食を食べないから時間が空きますので、ゆっくりとトイレに座りましょう、そしてお掃除、洗濯などの家事や、軽い運動をしましょう。空腹時の運動は脂肪を燃焼させますし、成長ホルモンが分泌するので痩せるのに効果的です。早朝出勤して早めに帰宅して家族との時間や自分の趣味のための時間をつくることもできるでしょうから、朝食を食べない方がメリットが大きいですね。

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