太るホントの原因はこんなところに?アメリカの最新ダイエット情報

”そんなに食べていないのに下腹がどんどん出てきた。中年太りかなあ?”

”ダイエットを頑張っているのに、なかなか痩せない・・・”

などとお悩みのあなたへ、それはあなたの年齢のせいでも、努力不足ではなく、別のところに原因があるのかもしれませんよ。

それというのは、最近、肥満大国のアメリカで、肥満を起こす原因は食べ過ぎや運動不足だけではなく、別の原因もあるということが大きな話題になっているのです!

そこで今回は、肥満を起こす真犯人と疑われているある”化学物質”についてご説明します。

知らないうちに太る物質を食べている?

肥満が引き起こす病気が医療費を増大させ、国の財政を脅かすほどの問題となっているアメリカで最近、「オビソゲン obesogen」という有害物質が肥満を引き起こす真犯人ということで大きな話題となっています。

そこでさっそく「オビソゲン」とは何かを調べてみたところ、日本語版のウィキペディアにはまだ掲載がありませんでした。

でも、英語版のWikipediaには、オビソゲン(obesogen)とは「身体の恒常性を乱し肥満の原因となる化学物質」という説明がありました。

機能医学・内科医である賀来怜華医師の著書「太りたくなければ、体の『毒』を抜きなさい!」(三笠書房、2017.11.30出版)によると、

オビソゲン(obesogen)ーこれこそが、肥満を引き起こす本当の原因です。

ということで、「オビソゲン」の恐ろしさについて詳しい説明が記述されています。

賀来先生によると、食品の添加物だけではなく、紙コップやフライパン、食品トレイなど様々な日用品に、私たちを肥満体質にしてしまう有害物質「オビソゲン」が含まれているので、いくら頑張って食事制限しても、運動をしても痩せられないというのです。

この本には「オビソゲン」のほんの一例として、身近なものがリストアップされています。

  • 遺伝子組み換え農作物のコーンや大豆が、フライドポテトを揚げるコーン油や大豆油となっている
  • フライドポテトのじゃがいもには農薬が残留しやすい
  • 紙コップなど紙製の食器のコーティングにビスフェノールA(BPA)というプラスチックが使用されている
  • 感熱紙のレシートにもBPAが使用されている
  • 大半の既製品の飲料には、人工香料果糖ブドウ糖液糖が入っている
  • スーパーの食品トレイ、ストロー、マドラーなどは有害物質が原材料
  • 加工食品には様々な食品添加物が含まれている
  • 化学調味料はその名の通り化学物質が添加された調味料

加工食品とは、インスタント食品やレトルト食品をはじめ、パン、総菜、弁当、おにぎり、スナック菓子などコンビニやスーパーで見慣れているものばかりです。

オビソゲンは加工食品に含まれているいろいろな食品添加物のことで、防腐剤、酸化防止剤、香料、着色料、乳化剤などです。

ガムや飴にまで香料というオビソゲンが入っていますので、これでは、いったい何を食べたら太らないのだろうと思ってしまいます。

なぜオビソゲンが人を太らせる?

オビソゲン(obesogen)とは「身体の恒常性を乱し肥満の原因となる化学物質」と定義されていますが、いったいどういうことなのでしょう?

なぜ、オビソゲンが肥満を引き起こすのでしょうか?

人間の体は60兆億個以上の細胞でできていて、食べたものの栄養が細胞に吸収されてエネルギーを生み出しているので、私たちは生命活動を続けられています。

そして、オビソゲンも私たちの細胞に入り込みます

オビソゲンのほとんどが油に溶け込みやすい性質をもっているので、脂質でできている細胞膜に溶けていくからです。

細胞の中に溶け込んだオビソゲンは、次のように働いて、肥満を引き起こします。

  • 糖と脂肪の代謝が悪くなるので、糖が脂肪として体内にためこまれてしまう
  • 痩せるホルモン(GLP-1、レプチン、セロトニン、成長ホルモンなど)の働きを弱くして、太るホルモンを強くしてしまう
  • 脳にも入り込んで、”食べても、食べても、食べ足りない”と思わせ、食べ過ぎてしまう
  • 脂肪細胞の数を増やしてしまう

要するに、私たちの身の回りにはオビソゲンが食べ物としても日用品としても存在していますし、オビソゲン自体も私たちの体の中に入り込みやすい性質をもっているため、いくらダイエットを頑張ってもなかなか痩せないという現象が起きてしまうのです。

これもオビソゲンのせい?

わたしもオビソゲンのことを知って、もしかしたら、これはオビソゲンのせいなのかもと思える体験がありました。

無性に食べたくなる食品は太る

私は毎日、生のフルーツと生野菜をたくさん食べるようにしていますが、忙しいときはサラダを作るのが面倒に思えることがあります。

また、美味しそうな冷凍食品レトルト食品を見つけると、無性に食べたくなってしまいます。

ファストフードも食べたくて我慢できないときがあります。

そんなときに、生野菜サラダを食べずに、ファストフードやインスタント食品を食べてしまうと、必ず体重が増えてしまうのです。

ひどいときには、一日にして、1キロから1.5キロも増えてしまいました! 

数か月もかけて、ダイエットしたのに一夜にしてもとに戻ってしまったので、大変なショックを受けました。

でも、翌日からまた生のフルーツと生野菜だけを食べる生活に戻したら体重が減り、数日かかりましたがもとに戻ったのでした。

カット野菜を除菌しているのはオビソゲン?

私が今のダイエット生活、つまり、生のフルーツと生の野菜が中心のダイエットを始める前のことです。

毎日ランチはサラダを食べようと、生野菜をタッパーに詰めて持参してダイエットを頑張っていました。

でも、ある日「カット野菜」という便利なものが売っているのを知ったのです。

これなら洗ったり、カットしたり、水切りもする必要がなく、すぐに食べられるのでランチにはもってこいだと、大喜びしました。

というのは、野菜を数種類買ってきて、洗って、水を切って、小分けにして保存袋に入れておき、冷蔵庫に保存するという面倒な作業がだんだん嫌になってきていたからです。

しかもこんなに苦労した割には、保存袋に小分けした野菜が日がたつと変色してしまったり、新鮮さを失ってしなるという残念な状態になるのです。

でも「カット野菜」なら、いろいろな種類の野菜が奇麗にカットされていて、変色しなくて、食べるときにもシャキシャキしているのです! なんて便利なんだろうと感動しました。

なので「カット野菜」をランチだけではなく、夕食にも食べてというのを1週間ほど続けていたら、なんと胃の調子が悪くなってしまったのです。

毎回食後になんだか胃のあたりがもやもやして気持ち悪い感じがしていたのですが、何でそうなるのか分かりませんでした。

でもある記事を読んでびっくりしたのです。カット野菜の殺菌のためには次亜塩素酸ナトリウムという、プールの消毒にも使われる消毒液が使われていると書いてありました。

野菜の新鮮さを保つため、そして変色を防ぐためにも保存料酸化防止剤などの薬物が使用されているということでした。

私の胃のムカムカ感、もやもや感、気持ち悪い感はこれらの薬物に反応していたことが分かったのです!

ですからそれ以来、ぴったりとカット野菜を食べるのをやめました。そして今まで通り、時間がたつと変色して、しなってしまう自家製のサラダを食べることにしたら、胃の不調がぴたりとなくなりました。

どうやら、カット野菜だけではなく、コンビニなどで売られている調理サラダ、カットフルーツにも同じように消毒や酸化防止、腐敗防止のための薬品が使われているようです。

人の口に入るものですから、ばい菌が入ったり、腐ったりしないように処理をしておくことは消費者の安全を守ることとして当然のことだからそういう薬品が使われているのでしょう。

でも私は面倒だけれども、生野菜は自分で洗って、カットしたものを食べることを選びました。多少変色したり、しなってしまって、シャキシャキ感がなくなってもいいと思いました。

何を食べればいいの?

私たちの日常にこんなにオビソゲンがあふれているのなら、”食べるものがないわ・・・”と悲観的になるかもしれませんね。

でも、食べるものはたくさんあります。食材をできるだけ加工せず、そのまま食べるようにすればいいのです。

つまり、果物、野菜、豆、種子、キノコ、穀物など植物性食品中心の食事を未精製・未加工の状態(プラントベースでホールフード)で食べるようにすればいいのです。

ベジタリアンやローフードの食べ方をおススメします。

ただ、食事の準備をすることが今までよりも時間がかかり、面倒になります。

食べたいと思ったときに食べられませんし、好きなものを思う存分食べることが少なくなるかもしれません。

ファストフードやコンビニ食ですます食生活はもうできなくなると思います。

でも、手間暇をかけて食事を準備して食べることで、太りにくい体になれるとしたら、病気になるリスクを減らすことができるとしたら、慢性的な不調が無くなるとしたら、毎日快適に過ごすことができるのだとしたらどうでしょうか?

その速さや便利さに変えられない素晴らしい世界が広がるのかもしれません。

まとめ

いかがでしたか? 現代の生活のスピードや便利さによって生み出された化学物質が、知らず知らずのうちに私たちを太らせているということでしたね? にわかに信じがたいことかもしれませんが、私のように思い当たるところからその物質を排除して行って試してみてはどうでしょうか? 

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