
”痩せたいからサラダを食べ始めたけれど、なかなか痩せない。どうして?”
”もともとサラダが好きじゃないのに我慢して食べて来たけど、なかなか痩せないから、嫌になった。”
”正直言って、サラダは食べ飽きた!”などと、サラダダイエットの効果を実感できなくてダイエットのモチベーションが下がってきている方々へ
もしかしたら、サラダダイエットのやり方が間違っているかもしれません。
そこで今回は、サラダダイエットで陥りやすい間違いについてと、それを修正してダイエットを成功させる方法についてご説明いたします。
この記事の目次
サラダを食べてるのになかなか痩せない理由

サラダでダイエットしているのになかなか痩せないのは何故でしょうか?
「サラダダイエットでお腹いっぱい食べても痩せられる」の記事を参照しながら、一つ一つ原因を探っていきましょう。
サラダダイエットの正しいやり方
まず、「サラダダイエット」の正しいやり方を要約します。
サラダの材料・・・主に野菜ですが、生の果物や豆類、キノコ類、穀類、イモ類も加えて結構です。
ドレッシング・・・自家製のドレッシングをかけましょう。
サラダの作り方・・・食材をよく水洗いして、水をよく切って、食べやすい大きさに切りサラダボウルに盛り付けます。
*食材は加熱せず生で食べます。できれば皮もつけたままで食べるのが理想です。
食べる量・・・1日に食べる量は、少なくとも直径17cm以上のサラダボウルがいっぱいになるくらいです。食べる量に上限はありません。
食事をするたびに必ずサラダを食べてください。
食べる順番・・・サラダを一番最初に食べてお腹を満たしてください。(果物がある場合は、果物が先でサラダがその次)
サラダを食べているのになかなか痩せない原因は、やり方のどこかが間違っているからです。
なかなか痩せない原因をチェック
以下をチェックしてみてください。自分のやり方と違っているポイントが”なかなか痩せない原因”と言えます。
1. サラダの材料をすべて植物性食品にしていますか?
チキンやハム、ローストビーフ、チーズやクルトンなど動物性食品をトッピングしないでください。
動物性食品が混ざっていると、サラダが高カロリー、高脂肪、高コレステロールになってしまいますから、材料はすべて植物性の食材にしましょう。
2.ドレッシングは自分で作っていますか?
市販のドレッシングには、油や添加物、そして砂糖が入っているので、高カロリー、高脂肪、高糖質になってしまいます。
特にNGなドレッシングは、シーザードレッシング、サウザンドアイランド、胡麻ドレッシング、フレンチドレッシング、イタリアンドレッシングなどオイル入り、乳化剤入りのものです。
市販のノンオイル・ドレッシングはどうかと言えば、オイル入りよりはもちろん低脂肪でカロリーも低いのですが、意外に糖分が多いのであまりおススメできません。
だからドレッシングは自分で作りましょう。余計な添加物や砂糖が入ってないので、低カロリー、低脂肪、低コレステロール、低糖質に仕上げることができます。
オイルの代りにアボカドで植物性の良質な脂質を摂り、酢の代りにレモンを使えば最強のダイエットドレッシングが出来上がります。
3.サラダだけでお腹がいっぱいになるくらいの量を食べていますか?
小鉢でサラダをちょこっと食べるくらいでは、サラダダイエットになりません。
大きなサラダボウル(直径17cm以上)に入れましょう。
そして、毎回の食事にサラダを一番最初に食べて、サラダだけでお腹をいっぱいにしましょう。
サラダ以外の食べ物に注意
なかなか痩せない理由は、サラダ以外の食べ物にあるのかもしれません。何をどのくらい食べているのかチェックしてください。
上記にも書いてあるように、サラダダイエットでは、毎回の食事の一番最初にサラダを食べて、サラダだけでお腹が満たされるようにしてください。
ということは、サラダ以外のものは食べる量を少なくしなければなりません。
もし、サラダを食べた後に、炭水化物(でんぷん質)メインの料理を1人前食べているのなら、それは食べ過ぎです。
たとえば、ごはんもの、パスタなど麺類、イモや豆類のおかずなどです。
また、肉・魚・卵料理や乳製品の料理をサラダの後に食べる場合も、1人前食べてしまうと高カロリー、高脂肪、高コレステロールになってしまいます。
サラダダイエットの効果を十分に上げるためには、毎回の食事の一番最初にサラダを食べてほぼお腹がいっぱいになるようにし、他に食べるものは植物性の食品にすることです。
高カロリーの植物性の食品に注意
サラダダイエットでは、動物性食品をできるだけさけて、植物性の食品を中心に食べることが基本です。
しかし、植物性の食品でも高カロリーの食品があるので注意してください。
ピーナッツバター、ドライフルーツ、アボカドなどは植物性の食品ですが、高カロリーですので食べ過ぎないようにしてください。
また、米や麦などの穀物は植物性食品ですが、精製されてしまうとダイエットにとって重要な食物繊維やビタミン、ミネラルが失われてしまいます。
白米や白パンは精製された食べ物なので、血糖値を上げてしまいますから、肥満につながります。
穀類は玄米や全粒粉の食品をなるべく食べましょう。
また、イモ類や豆類も植物性の食品ですが、でんぷん質(糖質)が多いので食べ過ぎると太りますから注意しましょう。
サラダばっかり食べているとダイエットが続かなくなる
サラダダイエットの正しいやり方通りに、サラダを毎食お腹いっぱい食べていれば、どんどん痩せていきます。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。
毎食サラダばっかりを食べていると、飽きてしまうのです。
もちろん、飽きない人もいますが、たいていの人は飽きてしまうのでダイエットが続かなくなります。
よっぽどサラダを好きにならない限り、もしくはサラダレシピのバリエーションが豊富でもない限り、これだけ大量のサラダを毎食食べ続けるのは難しいからです。
もともと野菜が嫌いで肉が好きというような方は、肉料理が無性に食べたくなることでしょう。
でもそこで我慢できずに肉料理をたくさん食べてしまったら、サラダを食べる量は次第に減っていき、そのうちサラダを食べなくなってしまうこともあると思います。
そのようにしてると、いつかはサラダを食べなくなり、徐々に体重が元に戻ってしまうかもしれません。
このようにサラダばっかり食べていると、いったん痩せてもリバウンドしてしまう可能性があります。
しかし、リバウンドを避けるための良い方法があります。
サラダにでんぷん質を加えることです。
でんぷん質とは、イモ類、豆類、穀類ですので、ポテト、カボチャ、サツマイモ、コーン、ソラマメ、枝豆、玄米、雑穀米などです。
これらの食品のなかには、生で食べることが難しいものがありますから、その場合は加熱して結構です。
ただし、でんぷん質の食べ物は食べ過ぎると太るので、でんぷん質:非でんぷん質との割合を半々にしてください。
まとめ
いかがでしたか。 サラダを食べているのになかなか痩せないというのなら、サラダの食べ方を見直してください。特に注意すべきは、トッピングとドレッシングです。また、サラダばっかり食べていると飽きてしまうので、飽きないようにでんぷん質の多いサラダを食べるようにしましょう。