あなたの頭痛は食べ物のせい?偏頭痛を食べ物で改善する!

あなたは繰り返し起こる不快な偏頭痛(へんずつう)に悩まされていませんか?

先日の記事では、甘い物の摂り過ぎが慢性的な偏頭痛の原因になっている事をご説明させていただきました。

でも実は甘い物だけではなく、他にも偏頭痛を発生させる食べ物があるのです。また、逆に偏頭痛を緩和する食べ物もあります。

そこで今回は、偏頭痛を避けるために食べてはいけない食べ物と、偏頭痛を緩和する食べ物についてご説明いたします。

偏頭痛って何?

偏頭痛という名前は聞いたことがあるけれど、自分の頭痛は偏頭痛なのか、それとも他の種類の頭痛なのか分からない、そればかりか、何が原因で起こるのかも知らない、でもとにかくこの痛みをなんとかしたいと思っているのではないでしょうか?

そもそも偏頭痛とは何でしょう?

偏頭痛ってどんな痛み?

偏頭痛というのは、こめかみから目のあたりがズキンズキンと痛むもので、偏頭痛が起こる直前には肩こりや首が凝ることもあります。

頭の片側だけが痛くなるとは限らず、頭の両側も痛んだり、頭頂部や後頭部が痛くなったりしますし、体を動かすと痛みが増したりします。

また、頭痛以外に吐き気、嘔吐、下痢などを伴うことがあり、光、音、においに敏感に反応したり、気圧や温度の変化にも敏感になることがあります。

いったん痛み出すと2、3日おさまらないという人もいますし、1か月に1,2度、多い人では1週間に1回の頻度で周期的に痛み出す人もいます。

私も1日寝込まなければならないほどの痛みと嘔吐を伴う偏頭痛は月に1回の周期で起こっていましたし、寝込むほどではないけど日中だらだらと痛むという偏頭痛なら2週間に1度くらい起こっていました。

なんで偏頭痛が起きる?

何らかの原因で、脳の血管が急に収縮したり、拡張してしまうと血管が脳や頭蓋骨を圧迫するので偏頭痛が起きます。

その圧迫が、周囲の神経を刺激して、その刺激で発生する炎症物質がさらに血管を拡張してしまうので、さらに偏頭痛をひどくすることもあります。

要するに頭の血管が大きく収縮・拡張してしまうことと、それによって炎症が起きることで偏頭痛が起きてしまうということなのです。

では、そもそも何故、血管が収縮・拡張してしまうのでしょうか?

血管の収縮・拡張が起きる原因は、ストレス、ホルモンバランスの乱れ、自律神経の乱れ、気圧の変化などがあるのですが、食べ物も原因の一つになっているのです!

偏頭痛を引き起こす食べ物

ある特定の食べ物が偏頭痛を起こす原因の一つになっているというのですが、それはどの食べ物なのでしょうか?

もちろん個人差がありますから、これを食べたら必ず頭が痛くなるというものではないのですが、もしもこれからリストアップしていく食べ物を普段からよく食べているのでしたら、それがあなたの偏頭痛の原因になっているのかもしれません。

血管拡張作用がある食べ物

偏頭痛は頭の血管が急に大きく収縮・拡張してしまうことによって引き起こされますが、以下の食べ物には血管拡張作用があるものが含まれています。また、これらを摂取すると頭痛の症状を悪化させることもあります。

また、どの程度の量で頭痛が起きるのかは、まちまちです。個人の体質やその日の体調によっても違います。ちょっと食べただけで反応することもあれば、結構たくさん食べているのに全然平気という場合もあります。

(1)ポリフェノールを含む食べ物

赤ワイン、チョコレート、オリーブオイルなどに豊富に含まれるポリフェノールが、血管を拡張させてしまうので、頭痛を誘発してしまうことがあります。

(2)亜鉛酸ナトリウムを多く含む食べ物

ハム、サラミなどの加工食品に使われている亜鉛酸ナトリウムという酸化剤も血管を拡張させるので頭痛を引き起こします。

また、亜鉛酸ナトリウムは漂白剤として使用されることがあり、薄めてカット野菜の殺菌のために用いられているようです。

(3)チラミンを含む食べ物

チラミンを含む食べ物は、チョコレート、ワイン、ビール、チーズ、バナナ、燻製、発酵食品です。

チラミンはカフェインのように血管を収縮させる作用がありますが、血管をと拡張させる作用もあります。

収縮と拡張の両方の作用があるので、チラミンが含まれた食品を食べると急激に血管収縮作用が起こり血管を小さくしますが、それに反発して今度は、血管を広げようとします。このときに偏頭痛が起きてしまうのです。

(4)グルタミン酸ナトリウムを含む食べ物

うま味成分としてインスタント食品、レトルト食品や○○の素というようなクッキング調味料などに使われているグルタミン酸ナトリウムも血管を拡張する作用があります。

チンしたらすぐできるおかずとか、カップ麺やスナック菓子などをよく食べている人は注意してください。

(5)アルコール類・酒類

二日酔で頭が痛くなるのは、過剰なアルコール摂取によって血管が拡張されるからです。

ただしお酒類を飲んでもすぐに酔ってしまう人と、なかなか酔わない人がいるのと同じように、頭痛が起きる摂取量にも個人差があります。

(6)糖分を含む食べ物

糖質やスィーツ、甘いドリンクなど糖分を過剰摂取してしまうと、偏頭痛を引き起こしてしまうことがあります。また、人工甘味料も頭痛を引き起こします。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

あなたの頭痛は食べ物のせい?甘いものを控えると偏頭痛が消える?

コーヒーは頭痛を抑える、起こす、どっち?

コーヒーに含まれているカフェインは、適量飲むと頭痛を抑えることがありますが、コーヒーを飲み過ぎると逆に、頭痛を引き起こす場合があります。

頭痛を抑えるか、引き起こすかの堺も個人差がありますが、1日3杯までなら頭痛を抑え、それ以上飲むと頭痛を引き起こすようです。

また、1日5、6杯飲んでいた人が急に飲まなくなると、かえって頭痛が起こる場合があります。

さらに、コーヒーのカフェインだけではなく、栄養ドリンクやエネルギー・ドリンクにもカフェインが含まれているのでコーヒーは飲んでなくてもこれらのドリンクならよく飲むという人は飲み過ぎに注意してください。

偏頭痛を起こす食べ物を避けるタイミング

偏頭痛に悩まされている人は、偏頭痛を起こすと思われる食べ物を完全に食べないということが望ましいのですが、そうもできないと思います。

せめて、すでに偏頭痛が始まっていたら食べないようにしましょう。

どうしても食べたいのなら、過剰に食べないように気をつけましょう。

たとえば、コーヒーのように1日1、2杯までなら頭痛が起こらないという経験があれば、3杯以上は飲まないように、限界を知っておくことが必要です。

生理前や天候が悪いときなど今までの経験上、偏頭痛が起こりやすい状態とわかっているのなら、その前にはこれらの食品をとらないようにしてください。

極端なダイエットで頭痛になる?

ダイエットで空腹を我慢し続けていると、頭痛を誘発することがあります。

何故なら、食べないでいる期間が長いと血液に糖が供給されないので、血糖が極端に少なくなり、低血糖の状態になるからです。

低血糖の状態になるとエネルギーが体に回っていかないため、組織が機能しなくなるので、脳が危険を察知して血液を大量に送り込みます。

大量の血液を血管に流し込むため、血管がパンパンにふくれてしまうので、頭痛が引き起こされます。

また、一つのものを食べ続けるという偏ったダイエットをすると、貧血になることがあるので、血液中の糖が減って頭痛が起きます。

偏頭痛を予防・緩和する食べ物

偏頭痛を引き起こしてしまう食べ物もあれば、逆に、これを食べると偏頭痛が起こらないとか、痛みが緩和されるという食べ物もあります。

ただしここでは、食べ物で偏頭痛の治療をするということではなく、慢性的な偏頭痛に悩む人が積極的に摂り入れてみるべき食べ物という視点でご紹介させていただきます。

(1)水分を摂る

熱中症などで脱水症状になると、頭痛が起こることがあります。

ですから、水分不足にならないよう、水や水分を多く含む食べ物を食べましょう。

偏頭痛もちならば、1日1ℓ以上の水を飲むようにしてみてください。

ただし、清涼飲料水や100%濃縮還元ジュースなど砂糖入りの飲み物は砂糖の摂り過ぎになって偏頭痛を引き起こすのでダメです。

また、お茶類はコーヒーよりもカフェインが強いものがあったり、利尿作用でトイレが近くなるので避けましょう。

お水を飲むのが苦手というのなら、食べ物から水分を摂るのが良いです。

果物と生野菜には水分がたっぷりと入ってますし、食物繊維やビタミン、ミネラルも豊富ですので、良い栄養がとれて、なおかつ水分補給もできるという理想的な食べ物です。

スイカ、キュウリ、トマトなど夏の野菜と果物は特にいいです。

(2)ビタミンB2を摂る

頭痛は高血圧とも関係があります。高血圧になると、脳の血管周辺にある神経が刺激されて頭痛が起こりやすくなるからです。

ビタミンB2は血圧を下げるので、頭痛を緩和させます。

また、偏頭痛の人は細胞内のミトコンドリアの働きが悪いといわれていますが、ビタミンB2がミトコンドリア内のエネルギーの生産を助けるともいわれています。

ビタミンB2を含む食べ物は、ほうれん草など葉物野菜、ヨーグルト、牛乳、乳製品、豚・牛・鶏のレバー・心臓(ハツ)、うなぎの蒲焼と肝、魚肉ソーセージ、大豆、納豆、卵黄、アーモンドなどです。

また、ビタミンB2は脂肪の代謝を促進する働きもありますので、ダイエットのためにもなります。

(3)マグネシウムを摂る

マグネシウムは血管の収縮・拡張をコントロールする働きがありますので、偏頭痛の予防になります。

ひじき、のりなど海藻類、しらす、油揚げ、水煮の大豆、あさり、はまぐり、納豆、がんもどき、ココア、黒豆などに含まれています。

また、マグネシウムには神経の興奮を抑える働きもありますから、イライラや不安を感じるときにも摂取しましょう。

(4)オメガ3脂肪酸を摂る

偏頭痛は血管が拡張したことによって起こる炎症によっても引き起こされますが、オメガ3脂肪酸には炎症を抑える働きがあります。

サーモン、イワシなどの青魚や、アーモンド、松の実、ゴマ、カシューナッツ、クルミ、チアシード、エゴマなどの種実類に含まれています。

まとめ

いかがでしたか。日常生活に支障をきたす迷惑な偏頭痛は、食べ物に注意することによって予防したり、緩和したりすることができます。しかも頭痛を避けるための食べ物はダイエットのためにも良いものばかりなので、賢く頭痛を予防して頭も体もすっきりしませんか。

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