甘い野菜スープダイエットなら簡単に健康痩せ、デトックス、便秘改善もできる!

野菜スープダイエットとは野菜のパワーで腸のお掃除をして、便秘を改善し、デトックスで体内の悪いものを出し、代謝も改善されるので痩せやすくなります。

特に冷え性の方にとっては、体も温められて、血行も良くなり、ダイエットもできるなどメリットたくさん冬太り対策にもおすすめのダイエットです。

そこで今回は、いろいろな方法があるなかでも健康的に痩せられるマクロビの「甘い野菜スープ」を利用した野菜スープダイエットの方法をご紹介します。

「甘い野菜スープ」の効果

「甘い野菜スープ」は、マクロビオティック(マクロビ)料理の代表的な薬膳メニューで健康を増進するのに役立ちますが、このスープを飲んで7kg、14kg、20kgも痩せた人がいるという強力なダイエット効果もあります。

マクロビオティックの考えでは、人の体質や体の状態を「陰」(いん)と「陽」(よう)の2種類に分けるのですが、健康な体にするには、陰陽どちらにも偏らない「中庸」(ちゅうよう)という状態に整えておくこととされています。

「甘い野菜スープ」は、陰性に傾き過ぎの人を陽性に、陽性に傾き過ぎる人は陰性にすることができるので、体を中庸の状態に整えるのです。

何故、「甘い野菜スープ」でダイエットできるのか?

太り気味、便秘気味という人は、マクロビ的には陰陽のバランスが崩れていると言えます。

太っている方はたいてい甘いもの好き、ごはんなどの炭水化物好きで、血糖値が急激に変動しやすく、インスリンが過剰分泌されてしまうため、余分な脂肪を体内にため込んでしまいます。

便秘気味の方は血行と代謝が悪いので、やはり脂肪をため込みやすくなってしまいます。

「甘い野菜スープ」には野菜から抽出された自然の甘味があるため、甘いものを過剰に摂取することがなくなりますから、血糖値も安定し、痩せていきます。

野菜からスープに溶け出す栄養成分が腸内をお掃除して腸内環境を整え、体を中庸にするので、便秘が改善されて代謝も改善され、痩せていきます。

ただし、ダイエットの即効性はなく、便秘改善、デトックス、血行改善、代謝改善などによって痩せやすい体へと徐々に変わっていくというものです。

「甘い野菜スープ」は健康状態を改善する

野菜の栄養成分が豊富に含まれる「甘い野菜スープ」はマクロビでは薬膳食として考えられています。つまり健康にいいということです。

「甘い野菜スープ」は「ファイトケミカルスープ」とも呼ばれています。

ファイトケミカルとは、ポリフェノール、βカロチン、ケルセチンなど植物に含まれている機能成分のことで、野菜の皮に多く含まれており、抗酸化作用、ガン抑制作用、免疫増進作用があるといわれています。

野菜の皮も使う「甘い野菜スープ」ですから、ファイトケミカルを豊富に摂ることができ、免疫力が上がって病気を予防することが期待されます。

ファイトケミカルの抗酸化作用は、体の酸化を抑えるアンチエイジング効果も期待できます。

胃の調子を整えたり、インスリンなどのホルモン分泌を正常化するので血糖値が安定しますから糖尿病、低血糖などの予防になります。

アトピー性皮膚炎、偏頭痛、にも効果があるということです。

このように体調が整えられて健康にもなるし、ダイエットにも良いという「甘い野菜スープ」とはどのようなスープなのでしょう。

それでは、マクロビオティック料理研究家の勝部美佳先生による「甘い野菜スープ」のレシピをご紹介いたします。

「甘い野菜スープ」の作り方

野菜スープ材料

材料(4日分)

タマネギ、キャベツ、カボチャ、ニンジン・・・各100g
(100gの目安はだいたいこれくらいです)

  • タマネギ・・・小1個
  • キャベツ・・・1/4個
  • カボチャ・・・1/16個
  • ニンジン・・・小1/2個

水・・・1000~1200ml(5~6カップ)

作り方

  1. タマネギは皮をむいて、他の野菜は皮がついたまま、みじん切りにする。
  2. 鍋にタマネギ、キャベツ、カボチャ、ニンジンの順に重ねて入れる。
  3. 野菜がなるべく崩れないように、鍋のふちから少しずつ水を入れる。
  4. 5分ほど中火にかけて沸騰させる。沸騰したら弱火にし、さらに20分煮る。
  5. ざるでこし、スープだけを飲む。

1回に作る量は4日間分です。1日に200mlくらいを飲み、残りは冷蔵庫で保存します。4日間で飲み切れなかったら処分してください。

体が冷えやすい人は、その都度温めなおして飲んでも結構です。

こした後の具材は食べられますし、食物繊維も残っています。味付けして具入りスープを作ったり、カレーやシチュー等に入れて有効利用しましょう。

みじん切りはできるだけ細かくしてください。それが難しい場合は、フードプロセッサーを使用してもいいです。

タマネギ以外は皮のままを使うので、できれば無農薬野菜の方がより良いでしょう。

「甘い野菜スープ」の効果的な飲み方

基本的な飲み方としては、普段の食事に加えて「甘い野菜スープ」を一日に200ml飲んでください。

  • 飲む量・・・1日につき、200mlが目安。
  • 飲む時間・・・いつでもいいが、お腹が空いてくる午後2時から5時の間がおすすめ。
  • 飲み方・・・温かいままでも、冷やして飲んでも大丈夫。(冷えていると甘味が増す)

ダイエット効果には即効性がありません。

まずは便秘が改善されていき、ゆっくりと体重が減っていきます。長い目で見て、痩せやすくなっていきます。

より早く体重を減らしたい場合は、一日の食事のうち一食を「甘い野菜スープ」に置き換えてください。

でも、飲む量は一日200mlですので、結構お腹がすくことは覚悟しておいてください。そしてリバウンドのリスクもありますので、それも踏まえたうえでこの方法をとってください。

注意点

  • 甘い野菜スープには、食塩などの調味料を加えないでください。野菜の甘味そのものをたのしむという意味もありますが、食塩や調味料などから余分な塩分や糖分を摂らないためでもあります。
  • 1回に4日間分を作って1日に200mlくらいを飲み、残りは冷蔵庫で保存しますが、4日間で飲み切れなかったら処分してください。防腐剤など入れない自然の素材そのものを使っていますから、腐敗には注意しましょう。

「甘い野菜スープ」の栄養成分と作用

材料の4つの野菜に含まれる栄養成分の健康効果とダイエット効果を合わせたのが「甘い野菜スープ」です。

それぞれの野菜が含む主な栄養成分と作用はこんなにも素晴らしいのですから、生活習慣病を予防するために野菜を一日350g食べましょうと勧められている人でも、「甘い野菜スープ」を大いに活用してください。

タマネギ

  • 塩化アリル・・・タマネギの辛みと香りや涙を出させる成分のことです。消化液の分泌を促進して消化を助け、新陳代謝を促し、血液をサラサラにするので高血圧や糖尿病などに効果があります。

  • ビタミンB1・・・エネルギーの代謝を助ける働きがありますが、特に炭水化物の代謝と深く関わるのでダイエット効果があります。

キャベツ

  • ビタミンC・・・風邪の予防、疲労回復、肌荒れに効果があります。
  • ビタミンK・・・血液の凝固を促進したり、骨を形成します。
  • ビタミンU(別名キャベジン)・・・胃や十二指腸の潰瘍の予防や治療のためになります。
  • ジアスターゼ(でんぷん分解酵素)・・・胃酸過多・胃もたれ・胸やけなどの消化不良を改善します。

  • 葉酸・・・正常な細胞の増殖を助け、血液中の赤血球やヘモグロビンを合成します。
  • カリウム・・・高血圧予防、筋肉の収縮をスムーズにします。余分な水分を体外に出して、むくみを解消します。

カボチャ

  • βカロチン・・・ガンの発生を防ぐ作用や免疫を活発にする作用があります。また、体内でビタミンAに変換されることにより、髪・粘膜・皮膚の健康維持、視力維持、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。抗酸化作用があるのでアンチエイジング効果があります。

  • カリウム・・・ナトリウム(塩分)を排泄するので、高血圧を改善します。また、長時間の運動による筋肉の痙攣などを防ぐ働きもあります。

  • 食物繊維・・・水溶性の他不溶性食物繊維が多いので、便秘の予防や改善に役立ちます。

ニンジン

  • βカロチン、カリウム・・・カボチャと同様に免疫力を高め、ガンの発生を防ぎ、抗酸化作用があるのでアンチエイジング効果も期待できます。

ダイエット効果を上げる飲み方

「甘い野菜スープ」は、一日に200mlを飲みさえすれば、あとは普段の食事をしてよいという簡単なダイエット方法ですが、食べる量が多すぎたり、高カロリー・高脂肪・高糖質の食事をしていてはダイエットの効果が現れません。

ダイエット効果をより高めるためには、スープ以外の食事にも気をつけていきましょう。

  • 野菜と果物中心の食事にする
  • 甘い物、甘い飲料やお酒の摂取を減らす、または食べない
  • 炭水化物を減らす、または食べない
  • 揚げ物や油っこい食べ物を減らす、または食べない
  • 頑固な便秘に悩んでいる場合は、朝食を「甘い野菜スープ」だけにする
  • 間食癖がある場合は、お腹が空いてくる午前11ごろや、午後2時から午後5時の間に「甘い野菜スープ」を飲む
  • 甘いもの大好きな人は、甘いものの代わりに「甘い野菜スープ」をゆっくりと飲んで自然な甘さに慣れるようにする
  • 午後8時以降は食事をしない

スープをこした後に残った野菜を食べてお腹を満たしましょう。食物繊維がたっぷりありますから、ダイエット効果を発揮します。

なお、短期間で痩せなくてはならない場合は、脂肪燃焼スープでダイエットする方法をお試しください。

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まとめ

1日200mlを飲むだけという簡単な「甘い野菜スープ」のダイエット効果は、何よりもまず腸内が大掃除されて、腸の中に溜め込まれていた老廃物や毒素が外に出ることで体重が減り、血行や代謝が改善されて痩せやすい体へと整えられていくことです。

しかも「甘い野菜スープ」は、肥満や生活習慣病を改善したり、体調を整えるという健康効果や、アンチエイジング効果もあります。

生野菜では体が冷えてしまうという方でも、冬太り対策のためにも「甘い野菜スープ」のダイエットを利用しましょう。

参考資料:「壮快」2017年1月号、P.104-P.117、株式会社マキノ出版

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